2014年11月07日
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2014年11月07日14:17 Comment(0)
新麦うどん@たんぽぽ

新麦うどん@たんぽぽ
この前のさぬきうどんタイムカプセル会場で、ワークプラザたんぽぽの飯間店長にお会いした時に
新麦うどんが始まっているかどうか確認したら、『 やってますよ! 』 との事だったんで水曜日は、
水スペを欠席して、新麦うどんへ行くことに。

5~7月にかけて収穫したさぬきの夢2009は、3ヶ月程度寝かせて新麦として出荷されます。
吉原食糧では7月ぐらいから試し挽きを始めて9月頃から本格的に製粉しているようです。
昔に比べて水分管理や検査技術の向上で段々寝かす期間が短くなって来てるようで、たんぽぽでは
8月の最初に新麦うどんを食べた事があります。
最初に新麦うどんを食べた時の衝撃から、これは観光資源になると確信してますが、夏休みの観光
シーズンに合わせるか、はたまた秋のシーズンに照準を合わせるかは論議があると思います。
しかし将来間違いなく新蕎麦のように新麦入荷の幟があちこちで見かけられるようになるでしょう。
国産小麦ならではのアピールですから、普及させる事や、切れずに製麺することに注力を注ぐ必要
の無くなった今こそ地元産の国産小麦から新麦へとPRポイントを切り替える時期が来たと思います。
新麦に注目してもらう為には食べ方を少し考える必要があると思います。 新そばでさえ実際に
香りの違いが分かるのは少数派と思います。 と言うか蕎麦の保管技術が向上した今は昔ほど香り
の劣化がないので、下手をすると2月頃の水分バランスが良い蕎麦が新そばより美味いと言う事が
あるぐらいです。
新麦うどんも県外からのお客さんに分かりやすくと言うか、感動を持って食べてもらえるような
仕掛けが必要と思います。
そう考えると、一番最初に考えつくのは、半殺しうどん。 ネーミングは橋本農機具の息子さん
ですが、茹で上がったうどんを〆る時に、完全に洗い切らずに軽く洗うだけに留めて小麦の香り
を残す食べ方です。
例えば、はりやのざるうどんが生ぬるいのは洗いが足りないのではなくて風味を残すためにわざと
軽く洗っている訳です。
打粉の問題とか釜の問題とか色々あるでしょうけど、半殺しのうどんは香りを楽しむのに一番です。
これを醤油やざる出汁で食べるのがシンプルで良いと思いますが、合わせる物によっては小麦の
香りを引き出す物もあるので、そう言うものをトッピングするのも有りと思います。
ルミ婆ちゃんはまかないで、しば漬けを乗せたうどんに出汁醤油をかけて食べますが、そんな感じ
の物を探してみたいですね。
他に考えられるのは、例えば釜揚げを取るときに、桶に取って釜の湯をかけますが、釜の湯を
冷たい昆布水(昆布の水出し)とかに変えて、半殺しにすると言うことも考れらます。 白出汁
やかけ出しだとカツオの香りが強くなるので、昆布水が良いんじゃないかと思います。
まあ意外とイリコ水が良いと言う場合も考えられますが、ボチボチと試して行ってみたいですね。





さてたんぽぽの新麦うどんは、醤油で食べてみました。昨年県知事賞を取っただけに淡麗なうどん
はビジュアル満点ですね。



醤油をかける前にうどんだけをすすってみると、強いコシのなかにも膨らみと柔らかさが溢れていて
水々しさが口の中に広がります。 続いて小麦の香りが襲ってきます。
まったく非の打ち所がないと言うか、満点なうどんですね。 逆に食べるほうがかしこまって
食べないといけないような気持ちになるのが唯一の欠点でしょうか。\(^^;)
以前に新麦うどんを、ひやかけ、ザル、釜あげ、釜バターと色々なパターンで食べてみましたが、
どれも良いですが、新麦の香りにこだわらなければ冷たい肉ぶっかけもこの麺には良さそうです。
釜揚げとか釜バターは無茶苦茶美味しいんですが、美味しすぎて新麦の香りがどれぐらい強くなっ
ているか分かりにくいのが残念ところ。
勿論能書きを言わずに食べるなら関係ないんですけどね。\(^^;)
なにはさて置き、これは新麦うどん普及委員会と言うのを立ち上げんといかんですね。 その前に
まずは準備委員会を招集しましょうか。 {^L^}は広報部長に立候補いたします。
そう言えば、11月5日はさぬきうどん技能グランプリの本選の日じゃないですかっ! 飯間店長
にこんなところに居て大丈夫なんですか? と聞くと午後からだからお店を閉めてからで大丈夫
との事。 流石毎年受賞している名人は余裕ですね。
今年はわかめうどん大島家さんも初予選通過しているんで、その勢いで初入賞するかも知れません。
飯間店長の連覇と共に応援たいと思います。
新麦うどんに大満足してワークプラザの給食室をたんぽぽを出ると、お約束の拷問が待ってます。
2Fの喫茶室でルーブのケーキが食べれるんですがなんとか踏みとどまりました。汗

今後の楽しみなイベントを紹介して置きます。



過去の さぬきうまいもん祭り
2013年 食の大博覧会 後編

2013年 食の大博覧会 前編

2012年 食の大博覧会 飲食ブース編

2012年 食の大博覧会 物産編

2011年 食の大博覧会

2011年 食のプロ大集合

過去のワークプラザたんぽぽ 訪問記 :
4月24日

12月26日

6月5日

5月9日

1月9日

9月20日

9月12日

9月5日

8月29日

8月22日

8月8日

8月1日

9月21日

2月24日

12月2日

8月11日

8月11日

12月23日

12月16日

7月22日

12月24日

12月17日

7月23日

ワークプラザ たんぽぽ
住所: 香川県高松市成合町字中所1491-1 地図
電話: 087-815-7770
営業日 毎週水曜日 注: 水曜日定休ではなく、水曜日のみの営業
営業時間 11:30~13:00