{＾L＾} が食べたもん

第七回の心禅の会


先日第七回の心禅の会が開催されました。　今回の講師は元三越高松店の店長で現在は
高松中央高校の校長をされている吉田莞爾氏です。　フランス三越社長や三越欧州本部
本部長としてロンドン駐在をされた経験から、欧米の観光事情や外から見た日本の観光に
関してのご意見をお聞きします。





冒頭では西村道主より仏教の基本観念は平等と慈悲である。究極の理想は人の為になる事が、
仏教の思想であると言うお話がありました。

非常に単純明快なわかりやすい言葉で、出席の皆さんの心に残ったと思います。

さて吉田校長のお話の中で最初にまず観光に関する部分を紹介いたします。　

今回で4人目の講師が瀬戸内海の多島美のお話をされましたが、吉田校長は欧州赴任の際に、
実際に休暇を取りエーゲ海やカリブ海を訪れられた経験からも、瀬戸内海の美しさは世界一だと
太鼓判を押されました。


私自身はエーゲ海の白い家並みと蒼い海の風景には憧れを持っていましたが、実際は一箇所毎に
場所が離れていて、回るのに2週間もかかるそうです。瀬戸内海のように一日で何島も訪れる事が
出来たり、航行中に島々が刻々と表情を変えていく素晴らしさは瀬戸内海だけだそうです。


瀬戸内海の素晴らしさを再認識された吉田校長は、帰国後、瀬戸内海の島をほとんど全島訪れら
れたそうです。　我々は自分たちの持つ世界の宝に気が付いて無いとあらためて感じました。

また欧州の4週間有給休暇制度に関しても、先輩から順番に休みを取っていく習慣が出来上がって
いて社会に根付いている事が分かりました。　

実際に欧州で働いた経験がある方の経験談なのでなによりの情報です。　

今回の吉田校長の講演は、｢人生の北極星｣　と銘うって三越時代の苦労談から現在高松中央高校
の校長としての教育理念の根本を熱弁頂けました。




若いときから最終の目標を持ってると途中で色々困難な状況にぶち当たっても、軌道修正できる。　

個人で活躍している人の共通点は、夢や目標を持っている。また、実現にたいして努力をしている。　
Plan　Do　See　のSeeの部分で検証をして反省をしている。　性格はプラス思考で落ち込まず、
相手の立場に立って行動していて、Wn Winの関係を目指している事等が挙げられます。


そう言う人は、感謝、お詫びをする気持ちをしっかり持っていて、凡事徹底　平凡なことを継続して
やっていると言えます。


また、社会で求められる個人の能力としては、スキルの点数だけでは計れない部分が必要であり、
相手の事を思いやる気持ち、情報の収集分析能力判断力、決断力、ツールとしての学力が
必要。　人を動かす力とは情熱であり人格とスキルも必要。　


人生の目標、ポーラスターを持って、以上のような部分を磨いていけば道に迷う事はないと言う
お話でしたが、とてもBlogでは書き切れないような大変貴重なお話ですので、是非YouTubeで
吉田校長の講演全編をお聞きください。



吉田校長講演




西村道主冒頭挨拶




弟6回　「　人生の北極星　」　高松中央高校　吉田莞爾校長　講師


弟6回　「　うどん県の観光戦略　」　香川県観光交流局観光振興課の古川課長　講師


弟5回　「　45年間お土産販売をやって　」　株式会社マルシン の川地会長　講師


弟4回　「　都会の幸せ、田舎の幸せ　」　人間科学研究所の池田弘子　講師


弟3回　「　これからの観光　」　香川県観光アドバイザー　竹内守善　講師


弟2回　「　心の時代と観光　」　JA香川県常務理事　矢野博英講師


弟1回　「　サンポート高松トライアスロンから見た高松の活性化　」　
香川トヨペット社長　難波　博司　講師