2015年08月22日
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2015年08月22日12:28 Comment(0)
讃州めんめ
讃州めんめ
昨年サイレントOPENして、今年の最初頃に発掘され話題になった峰山の
美山ホテル併設のうどん屋さん讃州めんめですが、麺友インディー君が先日
訪問して、「 ぶっかけが進化して大変なことになっとる。」 と言うので
遅ればせながら行って来ました。
婆ケ池墓地の真上あたりに栗林山荘と並んで有る高松美山ホテルの喫茶ルーム
に併設されたうどん屋さんです。
春に行かれた方の情報では、県庁前で昔うどん屋さんを経営されていた方が
ホテルを開設。 30年経って、もう一度うどんを打つことにしたようです。
当時の新聞で見ると、県庁前というのは、ちょうど先日閉店した番屋があった
場所か隣ぐらいだと思います。
15年ぐらい前ですかね。 中西うどんへ行く途中の鹿角街道沿いのスミレ団地
の前に、讃州めんめというお店があったんですが、そこもお弟子さんとかが
やっていたらしいです。
ちょうど12時ぐらいに到着したんですが、喫茶ルームの厨房には釜が無く
うどんが茹でられているのかどうか分からなかったんですが、セイロに一玉
残っていました。
先客は3組ぐらいで皆さん食べ終わって歓談していたので、ちょい時間が経って
ると判断して、まずはかけを注文。
綺麗に揚がった天ぷらに迷いながらも、海老の掻き揚げをチョイス。 無料の
ワカメも乗せます。
海老天うどんにして食べたんですが、うどんは出気立ちで無いものの、出汁
とうどんのマッチングが秀悦でなかなか良い感じです。 醤油の色目からして
もやはり30年前のスタイルの醤油が勝ったタイプの出汁ですね。
続いて入って来たお客さんが釜揚げやら、ざるを頼んだんですが、「 新しい
のを湯がきますから。」と店主がいうのを聞いて、{^L^}もぶっかけを注文。
どなたかの訪問記に、他のお客さんの声が大きくて気になったとありましたが
この日も結構会話の声が響いていました。 窓側の席の話し声が響く建物の
構造なのかも知れません。
店内には昔のお店の暖簾が飾ってあります。
10分ぐらい待って奥の釜場からうどんが運ばれて来ました。 厨房的には
寸胴なら十分置くスペースがあるので、別室で茹でるということは釜が大きい
んだと思います。
セルフでぶっかけ出汁もお客さんがかけるタイプです。早速うどんをすすっ
てみると、現在のうどんのタイプとはやや異なり、しっとりと粘る感じの麺
ですね。
醤油の香りがやや強く、小麦の香りを包んでしまってますが、なかなか風味
のある麺です。 もっちりというよりねっとりという感じで歯がめり込んで
いきますが、喉越しに存在感があるんです。 つるんと喉を抜けていくタイプ
じゃなくて、重量感を喉に感じながらうどんが喉を通るんです。
この腰と粘りと喉を抜ける感じはまさに、さぬき人しか追い求められない
絶妙なバランスです。 現在は違う部分にフォーカスを当てて製麺する大将
が多いんですが、やはり30年前にうどん屋さんをやられていただけあって
さぬきの伝統の【喉が喜ぶ】うどんと言えるでしょう。
インディー君と{^L^}は麺友ながらも、うどんの好みがまったく正反対で
美味しいという店がまったく一致しないんですが、大田の上田に続いて2軒目
に趣味が合いました。\(^^;)
眺望の良いのは別として、麺にフォーカスを当ててもこれから人気が出そう
な気がするお店ですが、出気立ちのうどんに出会えるかどうかが鍵ですね。
まだ初訪なんで、全体のうどんの出し方が分かりませんが、冷たい系のうどん
は出気立ちを出すスタイルなら安定して美味しいぶっかけが食べれそうです。
時間によっては作り置きでも、ざるやぶっかけを出すようならお昼の12時15分
過ぎから13時ぐらいを狙う必要がありそうですが、このあたりはなんどか通っ
て確認したいと思います。
讃州めんめ
住所: 香川県高松市宮脇町2-32-40 高松美山ホテル喫茶ルーム 地図
電話 087-831-7185
営業日 日曜日 定休
営業時間 11:00--14:00