2016年09月04日
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2016年09月04日08:49 Comment(2)
麺匠くすがみ 9月10日 OPEN
麺匠くすがみ 9月10日 OPEN
秋のうどん界の一番のお楽しみは、釜からどんの市内への移転OPENですね。どんなコンセプトか
ラジオの取材でインタビューに行って来ました。
コトデン栗林駅から高松一高の前を通って東に進んで御坊川を渡ると、ご存じコロッケハウスが
有りますが、その手前のS字カーブになってるもうちょっと手前の北側です。
新築の綺麗な店舗で、駐車場も11台完備と、立地条件はすごく良いですね。
ここでいう立地とは、一般的なうどん屋としての立地が良いというのではなく、釜からどんの
ように広範囲から集客できる実力店の場合に立地が良いという意味です。
これより市内中心部で11台も駐車場を完備したうどん屋を開業するのは個人では無理でしょう。
そういう意味ではオフィス街からでも、お昼休みに行って帰れるこの場所はポイント高いです。
単純にうどん屋の立地としても、この界隈はうどん屋空白地帯なので結構よさそうです。徒歩
圏内だけでも、高級マンションが10棟を超えて存在します。 大企業の社宅も結構多い場所
です。 つまり平日でも奥様は家にいる層ですが、この層を取り込むのは結構難しいかもしれ
ません。 しかし旦那さんが在宅の週末は家族でうどんという需要は間違いなく多い場所です。
野口大将の性格から考えて、良い物件がなければ動く訳がないので、条件は良いんだろうなと
想像してましたが物件をみて、やっぱりなと関心しました。
同時になぜ 【 釜からどん 】 という繁盛店の名前を捨てて新しい店名にするのかも勝手に
想像してたんですが、恐らく狙うであろう高級な客層や接待需要を考えて、麺匠くすがみと
いう名前の方がよりマッチするとの判断じゃないでしょうか。
そんな、{^L^}の勝手な想像も、大将の壮大な計画を聞いてぶっ飛んでしまいました。
{^L^}のブログの読者や、うどん通なら誰でも釜からどんの野口大将は、あの竜雲うどんを
あそこまでに押し上げた人物であることは、ご存知と思います。
また竜雲うどんが、社会福祉法人 竜雲学園の一環として障害者の自立を助ける障害者支援
施設として存在していることもご存知と思います。
なんと、麺匠くすがみは、竜雲うどんと同じ 「 就労継続支援A型事業所 」 の認可を受けて
障害者の自立を支援する計画も立てているんだそうです。
高松だけでも、3ヵ所障害者が働くうどん屋の作業所がありますが、それぞれ障害の程度が
違っていて、お店のスタイルも違います。
竜雲うどんのA型は、障害者の方が働いている作業所だとは知らずに利用してる方も多いと
思いますが、障害の程度が軽い方が、それぞれできる範囲の仕事をされています。
成合のたんぽぽうどんは、健常者の方がうどん打ちとオペレーをトして、障害者の方が食器を
下げたり、サポートするスタイルです。 ここは作業所の食堂も兼ねているので、障害者の方も
うどんを食べに来ます。
田村町のDoやまびこは障害者の方がうどんを打って、障害者の方がお運びするというスタイル
で、場所柄福祉関係のお客さんがメインです。
{^L^}は、障害者の自立プログラムとして、うどん屋は非常に適していると、常々感じています。
障害者の方の自立支援作業は、箱を作ったり、名刺を作成したりと対面しない仕事が多いと思いま
すが、うどん屋さんの場合は自分が作ったうどんをお客さんが美味しそうに食べてくれるのを見れる
仕事なので、非常に達成感のある仕事ではないかと思います。
同じような調理の仕事でも、料理屋さんになると手順が煩雑で覚えきれなかったりという事があり
ますが、うどんの場合は比較的メニューも少なく、簡単な手順の作業が多いのも有利だと思います。
誤解を受けるのを恐れずにいうと、作業の内容が容易に想像がつくため、障害者の方が厨房に入
っていても、お客さん側には違和感がないということも、相性がよい理由のひとつだと思っています。
麺匠くすがみも、「就労継続支援A型事業所」の認可は受けたものの、それほど多くの障害者を雇用
する訳ではなく、最初は1名程度で順次数人まで増やす計画だそうです。
しかし1名でも訓練生を受け入れると、その手間は甚大で、障害者の自立支援プログラムによほどの
理解と熱意がなければできることではありません。
聞いてみると、野口大将は竜雲うどんから独立して、釜からどんを経営するに当たって障害者との
ふれあいが無くなってしまった事を、すごく残念に感じて今回の事業計画を温めていたそうです。
そして良い物件が見つかったことや、「 就労継続支援A型事業所 」 の認可が受けられたことで、計画
よりも数年早く夢の実現がかなったそうです。
長くなったので、うどんやラーメンの事は、また追々OPENしてから書きたいと思いますが、試食した
うどんの出来からしても、よく有る移転で起こる水の違いの問題の心配は無用でした。
新プロジェクトのラーメンも楽しみです。 今回、麺もスープもより香川県人好みのものに刷新した
そうです。
というわけで、とりあえずメニューを掲載しておきます。 {^L^}の一押しの納豆つけ麺は、大将
自身が納豆嫌いということで、開幕のレギュラーメニューには入っていませんでしたが、将来的
には月替わりメニューとかで出す計画はあるそうです。\(^^)/
とりあえず今回はねぎねぎうどんに注目しています。
もうひとつ、麺匠くすがみは同門の五右衛門の横浜店の店長だった土井さんという、精鋭のうどん
職人が入るようです。
釜からどんのスタッフさんもそのまま麺匠くすがみへ来てくれるということで、野口大将の人徳が
伺えますが、それならオペレーションも磐石と思います。
RNC特選うどん遍路 ★ 旧店の釜からどんの方です。
過去の釜からどん 訪問記 :
12月6日
9月27日
7月17日
5月17日
3月23日
11月11日
10月25日
10月10日
麺匠くすがみ
住所: 香川県高松市楠上町2丁目6-36
電話 087-880-5496
営業日 火曜日定休
営業時間 10:00-15:00
この記事へのコメント
あの絶品だったささみ天がちゃんとある
のが嬉しいですね。
これは行かねば。
のが嬉しいですね。
これは行かねば。
Posted by donpon at 2016年09月04日 20:56
donpon さん>
あまり天ぷらは食べないのですが
そんなに美味しいと聞いたら、今度
食べてみます。
あまり天ぷらは食べないのですが
そんなに美味しいと聞いたら、今度
食べてみます。
Posted by {^L^} at 2016年09月08日 18:25
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