2018年01月03日
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2018年01月03日08:00 Comment(0)
年明けうどん@七福 別邸
年明けうどん@七福 別邸
昨日のブログにも書いたように、今年の正月は初詣よりも年明けうどんを食べ比べています。
ここ数年は叔父叔母の眠る法然寺へお参りして竜雲うどんか、三徳の年明けうどんを食べる事が多か
ったんですが、今年は箱根駅伝の応援もないので坂出の七福別邸へ足を伸ばしました。
あん餅入りのうどんが食べたくて年明けうどんのHPで探すと七福別邸が赤いあん餅と海老が乗った
年明けうどんを出していたので、大将にご挨拶を兼ねて坂出に向けて出発。
途中、玉吉の前を通ると超満員だったので今年は正月営業のうどん屋さんは調子が良いようですね。
別邸も多分混んでいると思って13時以降に到着するように出たんですが、それでもまだ行列が出来て
ます。 停まっているクルマのナンバーを見ると、香川ナンバーが多いですが、県外ナンバーも何台
か来てますね。この438号線は観光で通る道ではないので正月営業のお店を検索して来たんでしょうか。
年明けうどんの看板が出ていて、729円はシチ・フ(二)・ク(九)の語呂合わせだったんですね、笑
前後のお客さんは、鍋焼きとイカスミ釜バターの注文でした。 鍋焼きのお客さんは地元川津の人で
イカスミの人はSNSを見て来た人でしょうか。
今日は県庁前は営業してないので、女将さんがレジに入っていました。 大将の弟さんも入っていて
家族のリソースを坂出に集中できるのは良いですね。 今日みたいに混んでいるとどうやって番号札も
食券も持たないお客さんの注文を間違わすに運んで来れるのか不思議です。
お運びさんが、レジを済ましたお客さんの注文に聞き耳を立てていて、どこに座るか目で追ってるんで
しょうか? 少なくとも、奥の座敷に進むお客さんの注文は把握してないと大変なことになりますから
伝票を分けて置いてあるのかも知れません。
これだけのお客さんが入っているのに、うどんは予想の半分ぐらいの時間であっけなく出来てきました。
うどん屋では珍しい先注文&先払いシステムがこのシチュエーションでは威力を発揮している感じです。
サービスレベルの高さも群を抜いていて、席が空くのを待っている老人には急いで椅子が用意される
手厚いサービスです。 あたふたしている店員が居ないので、周りでうどんが運ばれてくるのを待って
いるお客さんかたも「遅い」とか、「時間がかかる」とかの不満の声が全然上がらないですね。
さて、年明けうどんは赤いあん餅が入っているんですが、金箔と海老が目を惹きます。 あん餅に切れ
込みが入っているのが気にかかります。これはなんの為の切れ込みでしょうか。
食べて見るとすごく柔らかい餅です。(@@) 餡も柔らかくてとろけますよっ! 杵でついた餅と
いうより大福の餅のような感じです。これはどら焼きで有名な国分寺の森上屋さんの餅でしょうかね?
もしくは、白玉粉を使って自家製のあん餅かも知れません。 これは考えましたねぇ~♪ 普通あん餅
雑煮なら、鍋で餅を煮込むので餅が軟らかくなって箸で持ち上げるとびよ~んと伸びるんですが、かけ
うどんの場合は出汁にあん餅を入れるだけなので餅が軟らかくならないんです。
例えば、正月に食べるあん餅雑煮だとこんな感じ。
かけうどんにあん餅を乗せるとこんな感じ。
年明けうどん大会などで、本場さぬきうどん協同組合が出しているあん餅入りのうどんの場合は餅が
固く、こんな風にとろけないんです。 白玉粉を使って大福タイプの餅にすれば良いのにとは前から
思っていたです。
砂糖を餅米に混ぜるとかでも餅が固くならないと言われているので、希少糖なんか使って固くならない
餅が作れれば、県としては一石二鳥です。
実際トレハロースは餅に使われるので、希少糖ベースの保湿材を開発して欲しいものです。\(^^;)
年明けうどんの具材として、本来香川県としては、あん餅を押したかったところでしょうけど、流通の
悪い年末年始に餅を手配することの難しさや、県外に浸透させるときにあん餅では抵抗があるとの考えで
餅以外でも赤い物ならOKということになったんだと思いますが、やはり本家本元の香川県ではあん餅
の比率を上げたいですね。 それがマスコミ受けして年明けうどんの露出に繋がると思います。
今回Yahooのリアルタイム検索で、「年明けうどん」 を見てたんですが、結構県外でも浸透して
いました。 面白いのは赤い物に関係なく、年越し蕎麦に対して、正月は年明けうどんを食べるという
感じで捉えられていることです。 「年明けうどんを食べました」 というツイートを見てもほとんどが
普通のうどんで、赤いものは乗ってなかったです。
乾麺業界は、赤いうどんで商売につなげたいところでしょうけど、大義で正月にうどんを食べる習慣が
根付いたら、乾麺も間違いなく売れるので、心配は無用と思います。 良い調子で県外にも浸透して来て
いるので、10年も経ったら「年明けうどん」は日本の常識になっているかも知れません。\(^^)/
こちらは、年明け牛ぶっかけ(温)\(^^;)
過去のめんや七福 別邸 訪問記:
11月29日
10月25日
9月17日
6月12日
6月7日
5月1日
3月22日
2月22日
2月14日
12月9日
8月30日
7月27日
5月2日
4月27日
4月20日
3月28日
3月22日
3月5日
1月17日
1月5日
12月27日
12月16日
めんや七福 別邸
住所: 香川県坂出市川津町3355-2
電話 0877-35-7567
営業日 水曜日定休
営業時間 10:00--15:00