2013年03月17日
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2013年03月17日23:59 Comment(0)
いろり大鯛鍋@あじみなと番所

いろり大鯛鍋@あじみなと番所
ここのところ毎週法事があるんで大忙しです。 今日は写真を撮るような昼食じゃなかったんで
あじみなと番所のいろり大鯛鍋を紹介しましょう。・゚・。・゚・。・♪
何度か仲間を募って鯛鍋に行った事があるんですが、照明の無い囲炉裏部屋なんで写真が撮れない
んです。 しかしこの前ようやく宴会前の夕方に行って写真を撮れました。
禅寺専修院のあじみなと番所は庵治地区に伝わる伝来の料理を食べれる貴重なお店なんで、
もう何度も、ブログに書きましたが、初めての方も居るかも知れないんでおさらいすると、
映画セカチューの冒頭のお葬式のシーンを撮影したお寺です。

元々網元だった西村家が代々松平家より命じられて代々瀬戸内海を航行する船や海浜の警護務める
番所を庵治の地に設けたのが、名前の由来です。

セカチューのロケ場所を捜していた、行定監督が裏屋島と言う言葉に興味を示して視察に来た時に
庵治の港のほのぼのとした風情と、屋島と女木島の間に沈む夕日の美しさに感動して愛媛に決まり
かけていたロケ地の大半を庵治に変更したのでした。
あじみなと番所でも森山未來君が撮影の合い間に、うどん打ちを手伝ったりしてたそうです。 一昼夜
かけてタンクに水を溜めて降らした雨があのお葬式の突然の雨のシーン。 意外な事に雨の日シーン
は晴れの日にしか撮れなんだそうです。
禅寺専修院でのロケは映画のシーンにもかなりの影響力を持ったようで、随所に禅の思想が盛り込まれ
たそうです。 墓あばきのシーンとか、最後の散骨シーンなんかですね。 森山未來君の空港でのあの
助けてくださいの言葉もそうなんじゃないかと{^L^}は思ってます。
さて鯛鍋は3kg以上の大鯛をその日の朝に仕入れて来て鍋にします。 朝2時とか3時にセリに行く
そうですよ。 3kgの鯛となると市場に数匹しか並ばないそうです。
そんな大鯛を鍋に入れる訳ですが、調味料は酒と醤油のみ。 野菜と海老からの旨味が加わります。

普通はウロコを打った鯛が鍋に入れられるですが、ウロコが無いと色が悪いんで、この日はウロコを
打つ前に写真を撮らしてもらいました。 流石に3kgの大鯛は迫力ですね。

酒と醤油を豪快に入れて、次に大量の海老をぶち込みます。

野菜で蓋をして煮ます。


食べても食べても減りません。 鯛の旨味が染み込んだ野菜が美味しくて美味しくてガツガツ
食べるんですが、8名ではまだ完食できたことは一度もありません。

鍋の中でゆで卵が出来上がります。 味も良くしゅんでますよ。 だいたいこのあたりで、鯛の鯛、いわゆる
鯛の形をした骨を取り出して、その昔、美空ひばりがこの骨のお守りのおかげで、バス転落事故から命拾い
した話とかで盛り上がります。

最後は道主の手打ちうどんで〆ます。 そのまま醤油で食べて、途中から鍋の出汁をかけると二度楽しめます。

口コミでしか知られてない大鯛鍋ですが、お値段はびっくりするぐらいお手軽です。 簡単に言うと一鍋が
29,400円です。 8人で行くと一人当たり3,675円です。 飲み代を入れても大体5千円ぐらいです。
4人ぐらいだと、一人当たりが高くなるし、第一食べ切れません。 12人ぐらまではなんとか囲炉裏に座れ
ますが、8名以上だと追加料金が発生します。
今からの時期が鯛が海老を食べて美味しい時期と思います。 真夏はクーラーが無いので暑くてお奨め
できません。
企業の接待や官庁の局長クラスの移動の宴にも使われるようですが、この前から東交バスのミニツアー
が組まれてます。 バスの送迎付きで5万円だそうです。 詳しいことは 東交バスのパンフレットを
参考にしてください。 ちなみにこのパンフレットには{^L^}のBlogの写真が使われいます。
大鯛鍋だけじゃなくて、瀬戸の小魚を焼いて干してとる出汁のうどんもお奨めですよっ!
過去のあじみなと番所 訪問記 :
4月2日

3月4日

3月2日

6月23日

3月11日

12月10日

11月12日

大鯛鍋

専修院 あじみなと番所 お店のHP
西村道主Blog
世界の中心で愛を叫ぶ ロケ地ガイド
住所: 香川県高松市庵治町6368 地図
電話: 087-871-2026
営業日 2013年より 火曜日定休
営業時間 11:00~