2012年10月09日
Posted by {^L^} at 2012年10月09日23:30 Comment(4)

きたのうどん@観音寺

琴弾公園の名店 きたの
きたのうどん@観音寺

昨日の西行のうどんは、琴弾公園の名店 きのたうどんを選びました。 あまりにも安定している
ので定点観測もおざなりになりがちですが、家族に美味しいうどんを食べさすならここでしょう。

琴弾公園の名店 きたの
琴弾公園の名店 きたの
琴弾公園の名店 きたの

連休中なんでお店の前にはずらりとクルマが並んでいて店内を覗くと満席です。 まあ行列は
出来て無いのでショコラをクルマの中で待たせて急いで食べます。 

食べるのはもちろん、名物小えびのかき揚げうどん。 天ぷらうどんと注文すればOK。 ここは
うどんの腰を楽しむお店じゃ無いので、ひやあつじゃなくて、あつあつがお奨め。 もっとも
あつあつとか、ひあやつとか言って頼むお店じゃないので、単純に【 小えびの天ぷらうどん 】
と頼めばOKです。  出汁が熱々の方が香りが楽しめます。


前に書いていたBlogに、このお店の記事があるんで、今回はそのまま引用しましょう。 
短くて読みやすいです。 \(^^;)

今回満席でメニュー表の写真が撮れなかったんですが、かけうどんが330円、小えびの天ぷら
うどんが480円、ざるうどん390円、釜玉は出汁or醤油共 370円です。 



琴弾公園の名店 きたの

誰がなんと言おうとも、この店は小えびの天ぷらうどんがお奨めだ。 地元観音寺で捕れる、
ジャコエビと呼ばれる、海老の掻き揚げが乗ったうどんだ。


琴弾公園の名店 きたの

なにせこの海老、とても良い出汁がでる。 きたのの出汁は観音寺にあっても、いりこより昆布
が勝った濃厚な出汁だが、その出汁に海老の掻き揚げが熔けだしてくると、なんとも言えぬ香り
と旨みが口内に広がる。

岩田屋の、いりこ出汁も無二の味だったが、きたのの小えびの掻き揚げが溶け出した出汁も
一度食べると、一生忘れない味だ。

琴弾公園の名店 きたの

ジャコエビと言うのは、地元では煎餅に使われたり馴染みの深い海老のようだ。 捕れる時期が
冬から春までと言う事で、きたのでは一年分を冷凍して確保しているそうだ。

海産物は地元での呼び方と正式名称は異なることが多い。 魚ならチヌやツバスと言われても
すぐ、黒鯛、ハマチと分かるが海老は馴染みが薄いので、ジャコエビといわれてもピンと来ない。

Blogの読者の水産関係者の方に以前、坂出山下の小海老の掻き揚げの時に教えてもらったのだが、
香川県の小海老は大体次の 3種類のようだ。  ( ヒロポン様ありがとう御座いました。)


サルエビ http://www.zukan-bouz.com/ebi/saruebizoku/saruebi.html
アカエビ http://www.zukan-bouz.com/ebi/akaebizoku/akaebi.html
トラエビ  http://www.zukan-bouz.com/ebi/akaebizoku/toraebi.html
 
出展: ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑様


恐らくは、この中のトラエビがジャコエビでの事ではないかと思っている。  お店も決して
隠している訳でもなんでもない。 ただジャコエビにしても、トラエビにしても、メニューに
書くには小えびで十分なんだろう。 

ジャコエビじゃ、安物のようだし、トラエビだと、ブラックタイガーを連想してしまうお客さんも
いるかも知れない(笑)

お店では、冷凍保管していることに誇りを持っていて、聞くと見せてくれたりする。 実は、きたの
の女将さんは福島からお嫁に来たので、自分も香川のカルチャーをひとつひとつ、教えてもらい
ながら学んだ経験から来ているのかも知れない。


西讃のうどん屋 きたの

きたのは、細麺のお店だ。 これはほぼ100%注文を聞いてから麺を湯がくために細麺にしている
のだと思われる。 大体 10分は待たずにうどんが出てくる。

きたの通に言わすと、うどん焼きを頼んでも、釜上げのうどんで作ってくれるそうだ。 真偽の
程は分からないが。。(笑)

うどん焼きの話が出たついでに、このお店はお好み焼きも食べられる。 

写真に写っているテーブルの銀枠が鉄板の蓋だ。 まあうどんが有名なのでお昼時はうどんを
食べている人しか見たことが無い。

もっとも14時頃には店じまいしてしまうので、夕方のお好み焼き需要もないと思うのだが。。。


琴弾公園の名店 きたの


釜玉は、醤油と、出汁の2タイプが選べる。 

琴弾公園の名店 きたの
観音寺の名店 きたの

醤油うどんにはクラシックスタイルの醤油と味の素が両方出てくるタイプだ。 

うどん屋巡りで、天ぷらうどんはきついが、きたのだけは、必ず小エビの天ぷらうどんを食べて
欲しい。 複数名いる時は、1人が天ぷらうどんを頼んで、別の注文はざるうどんにするのが
お薦めだ。 


世界のコイン館や道の駅、琴弾公園もあるので、観音寺近辺のうどん屋めぐりには是非いれて
欲しいお店である。


炊き込みご飯。

観音寺市有明町 きたの

普通のかけ。 かけでも出汁は十分美味しいが、一度小えびのかき揚げが溶け出した
出汁を飲むと、もう後戻りは出来ない。

琴弾公園の名店 きたの


イキイキTVで紹介された、きたのうどん





きたのうどん 四国新聞 うどん遍路
住所:   香川県観音寺市有明町1-36地図
電話     0875-24-4423
営業日   木曜日定休
営業時間  11:00-- ※うどん玉なくなり次第、営業終了  14時までが確実





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この記事へのコメント
おはようございます。
禁断症状が出てしまいました。
絶対に食べに行くと心に決めたカメでした。
多分、日曜日のブログネタです。^^
Posted by カメ at 2012年10月10日 08:48
こんばんは。こちらの「小海老の天ぷらうどん」は旨いですよね。
しばらく行ってないので、思い出しました。是非今年中には行きたいですね。それにしても「岩田屋」の出汁は懐かしい。絶品でしたね。
Posted by めんくい at 2012年10月10日 21:54
カメ さん>

やっぱりこの出汁はピカ一です。
海老も山下より柔かいですしね。
ここのは、間違っても口の中を切りません。
Posted by {^L^}{^L^} at 2012年10月11日 01:22
めんくい さん>

海老の旨味が加わった出汁は柳川を越えてる
と言っても過言じゃないと思います。

かけ VS かけだと同じぐらいと思いますけど。

岩田屋の黄金の出汁は夢に出ますね。
ここを見てはよだれを垂らしてます。
http://ikiiki.tv/index.php/pc/video?id=00000001663
Posted by {^L^}{^L^} at 2012年10月11日 01:29
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