2013年09月13日
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2013年09月13日23:46 Comment(0)
めりけんやと心禅の会8月

めりけんやと心禅の会8月
先日、心禅の会の8月の勉強会が開催されました。 先月の日本の仏教は道徳であると言う
お話しとは180度変わって、今回はうどん屋の創業や地元のことでんのお話しで、うどん屋さん
を始め、うどんの巡礼にことでんを使用する方々にも是非聞いて頂きたい内容です。
今回の講師は、前JRホテルクレメント高松の社長で、現在ジェイアール四国バスの社長で
いらっしゃる佐野 正氏です。

佐野社長は旧国鉄出身で、めりけんやの創業やことでんの再生に取り組まれて来られて、
今回はその体験で学んだ事と題して、お話頂きました。
冒頭の西村道主のお話は日経新聞のコラムに掲載されたトヨタと日産の国際戦略の違いを
企業の宗教感から分析された物でした。

「 司令塔は日本だ 」 トヨタには揺るぐことのない決まり事が二十年前からある。子会社など
が海外で稼いだ売上高の6%前後をトヨタ本社に技術料として支払うルールであり、その額は
2012年度で約4千億円(因みにこの額は東日本大震災時の義援金相当額)に達しています。
ご承知の通り日本は法人税の実効税率が主要国では二番目に高い国ですが、それでもトヨタは
日本に戻すという。 同じ日本企業でも日産自動車は海外で上げた利益は原則国外で再投資し
始めました。 以上日経新聞より引用
これは企業の考え方の違いから来るものですが、税制の安い国に利益を移すなどと言う節税
をせず、利益を日本のために高い税金を払って国内へ持ち帰るトヨタと、世界の発展のために
海外での利益は海外に還元すると言う日産の考え方の違いは社長の宗教感の違いから来て
いると言う分析です。
続いて始まった佐野社長のお話も、ご自身が身を持って体験された国鉄分割民営化のお話から
始まりました。中でも印象的だったのは旧国鉄時代の 【 不祥事を隠す体質 】 を、徹底的に
改善したからこそ、JRの劇的改革が成功したと言う点です。
国鉄の赤字は親方日の丸のコスト意識の無さと、選挙の為に誘致された不採算路線が生んだと
思っていたので意外でした。
確かに東電の隠蔽体質と重ね合わせると、なる程と思わされますし、自動車業界で言うと、
トップを走るトヨタや日産と隠蔽が多かった三菱自動車を比べると差は歴然としています。
奇しくもカネボウが現在大変な状況に至って居ることからも、不祥事を隠す事がひいては
会社の存続を怪しめると言うことにもなりかねませんね。

次に佐野社長が出席されたルース駐日米国大使の帰国前の基調講演で感銘した3つの
ポイントを披露して頂きました。
『 日本人は戦後の荒廃から立派に立ち直ったじゃないか。日本人は
あの誇りを持って 企業家精神を蘇らせて欲しい。 』 とのエールを
頂いたそうです。
1.企業家精神を呼び覚ませ
2.女性の起用
3.若者のグローバル化の支援
この3つがルース氏の提案だったそうですが、今回の2020年オリンピック招致でまさにこの
ことが的中してたので大変驚かされました。
五輪招致プレゼンターの面々のあの堂々とした笑顔の演説を聞くとまさに日本人はもっと
自信を持たないといけない。 女性プレゼンターの活躍を見ると、2もうなずけるし、あの
英語の演説を聞くと、3はもう何をか言わんやですね。
続いてお話はご自身が起業されためりけんやのお話へ移ります。当時片道キップで送り込まれ
たJR四国で、なにか人の為の仕事をしたいと考えた佐野社長は、お土産うどんを全国に製造
販売する、めりけんやの創業を思い付きました。部下二名を引き連れてJR初めての製造業に
挑まれるんですが、大和製作所の藤井社長との出会いや、当時瀬戸大橋開通で飛ぶ鳥を落とす
勢いだった、かな泉から譲り受けた高松駅の、0番線の思い出を語って頂きました。
その後、皆様ご存知のようにめりけんやは県内だけでなく、岡山駅や山手線の恵比寿駅にも
お店を増やしていったのでした。

そして次に、ことでんの再生に取り組まれるのですが、当時地方電鉄では類を見ないICカード
の導入を推進されて、ことでんをV字回復に導きます。 いるかの命名のエピソードや、視察
先の香港オクトパスの無人改札が、いるか導入のきっかけになったと言うお話は YouTube で
ご覧ください。 鉄分の多い方は必聴です。

佐野社長のお話の中には「素晴らしい人」と言う形容詞が何度も出てきます。
めりけんや、ことでん共に、その人脈が成功の源となっています。相手を尊敬して敬う心が
人脈を築き、また出会いを求めて常に己を磨いて置く事こそが大切であると実感しました。
最後に佐野社長のお話のまとめです。 起業と再生を通じて感じた事 ( 佐野 正 )
●夢は大きく挑戦する事 願いは叶う 叶える 長期的な展望を持って
●人脈を大切に 出会いを求め自分を磨く めぐり合わせは永続する
●理屈より行動 時代はいつも自分の想像以上に変化 経営責任の明確化と全権委任
心禅の会9月の講演のご案内
日 時 9月24日 (火曜日)
午後7時00分 ~ 午後9時00分
会 費 2000円
場 所 高松テルサ (屋島西町)087-844-3511
主 題 「 家族・教育・香川の再生 」
講師 香川県議会議員 大山 一郎 講師
心禅の会10月の講演のご案内
日 時 10月15日 (火曜日)
午後7時00分 ~ 午後9時00分
会 費 2000円
場 所 高松テルサ (屋島西町)087-844-3511
主 題 「 香川発の国際協力 」協力隊から民間連携まで
講師 JAICA四国支部長 水谷 恭二 講師
過去の心禅の会
弟9回 「 新しい物差し 」 木鶏クラブ世話人 矢野博英 講師

弟7回 「 人生の北極星 」 高松中央高校 吉田莞爾校長 講師

弟6回 「 うどん県の観光戦略 」 香川県観光交流局観光振興課の古川課長 講師

弟5回 「 45年間お土産販売をやって 」 株式会社マルシン の川地会長 講師

弟4回 「 都会の幸せ、田舎の幸せ 」 人間科学研究所の池田弘子 講師

弟3回 「 これからの観光 」 香川県観光アドバイザー 竹内守善 講師

弟2回 「 心の時代と観光 」 JA香川県常務理事 矢野博英講師

弟1回 「 サンポート高松トライアスロンから見た高松の活性化 」
香川トヨペット社長 難波 博司 講師

佐野社長のお話のめりけんやの創業はとても興味深かかったんで、めりけんやさんのうどん
の事も書いておきましょう。
当時はなまると並んで、初めてさぬきうどんの全国展開を視野に入れていためりけんやですが
{^L^}はサンポート店へよく行きました。 当時安定したうどんが食べれるのと、お土産用
の半生麺がぶっちぎりで美味しかったんで、県外へ送るうどんを買う時にはいつもめりけんや
へ行って、お気に入りの釜揚げうどんを食べてました。
現在は選択肢が増えたんで、サンポート店へ行く事もまれになりましたが、めりけんやを利用
する時には、未だにJR本社ビルの隣のサンポート店を利用してます。












JR高松駅前店は現在改装中です。 どんなお店に変わるのか楽しみですが旧店はサンポート店
と同じ麺線を使用するのに、常に行列店ならではのオペレーションの問題なのか、うどんがタレ
ているような気がしてたんで、改装を機にうどんのパフォーマンスを引き出して欲しいですね。
なんてったってうどん県の駅を出て一番最初に有るうどん屋さんですからね。 観光客の皆さん
に最高のうどんを食べて帰って貰えるように期待してますよぅ~(^^v






めりけんやサンポート店
住所: 香川県高松市浜ノ町8-24 地図
電話 087-851-7857
営業日 日曜日定休
営業時間 11:00--14:00
めりけんや高松駅前店
住所: 香川県高松市西の丸町6-20 地図
電話 087-811-6358
営業日 無休
営業時間 7:00--20:00