2017年12月19日
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2017年12月19日08:00 Comment(0)
須崎食料品店
須崎食料品店
西讃パトロールで県道23号線の関所ともいえる須崎食料品店へ。 営業が朝9時から11時半
までと、お昼前に終了してしまうので東から回っていくと、たどり着いた頃にはもう営業終了と
なっていることが多いんですが、営業中に通りかかれたら是非立ち寄りたいお店です。
以前、食べログで香川のうどん屋でランキング1位を突っ走っていたこともあるように、人気は
県内TOPと言っても過言じゃないと思います。
近年はマスコミお断りの方針なので、ネット系でしか情報が伝わりませんが、もしTVとかの取材
を受けたら、大変なことになると思われます。
県内の人も口コミで三豊に須崎ありと知ってはいるものの、街道に面していないし県道23号線は
そうめったに通る道じゃないですから偶然お店の存在を目にすることはまずないハズです。
もう一軒の名店の上杉食品も、これまたなかなか行き着けない難所にあるんですが、こちらは営業
時間が早朝の6時半から平日は8時頃、日曜日は9時までと、これまた敷居が高くなってます。
理想的には朝一に上杉で食べて、須崎の開店を狙うというのが一番でしょうけど、来年の1月11日
に須崎の近くに「本格手打ちうどん もり」が詫間から引っ越して来るので、まさに名店が3軒集結
することになり、さぬきうどん巡りは三豊からスタートという時代がやって来そうです。
須崎がマスコミお断りの方針なのは、もちろん駐車場の問題と思われます。生産キャパシティー自体
は製麺所なので十分と思われますが、なにぶん住宅街の真ん中で、駐車場も10台そこそこぐらい
ですからお客さんが押し寄せると、近所迷惑になってしまいます。
さぬきうどんの名店と言われるお店の中には、いわゆる迷店もあり、昔の栄光はどこへ行ったんだと
いうようなうどんを出すお店も存在します。 そこまでいかなくても、「今日は調子が悪いな」と
いうのはさぬきうどんのご愛敬といったところですが、ここ須崎や上杉はブレがありません。
毎回ほぼ100%満足させてもらえるのは、ほんとありがたいですね。 昨日書いた高松の上田と
いい、製麺所の実力恐るべしです。
須崎が100%の満足感をギャランティーしてくれるのは、基本醤油しかメニューがないということ
も大きいと思いますが、冷たい醤油と温かい醤油ではまったく違う食感で、釜玉を含めると3種類の
うどんが楽しめます。
冷たい醤油うどんは、ぶっとい剛麺をカミカミすると、半煮えではなくてちゃんと小麦の甘みと香り
が楽しめます。 麺が甘いと感じさせてくれるのは県内でも須崎だけでしょう。
今回食べた、温かい醤油うどんはいわゆる「釜抜き」のうどんなので、当然むせ返るような小麦の
香りと、なんと言ってもその太さから歯茎を押し返す弾力が半端なく心地よいんです。
出汁が入らない分、釜から揚がったばかりの熱々のうどんも、醤油をかけて表に出てすすり始める
頃には、絶妙な温度に下がっていて一気にすすり上げることが出来るのも、この食感を楽しめる
追い風となってます。
つまり早い話が、元々美味しいうどんを美味しく食べる条件がすべて揃っているんですね。
まさに「しっぱいしないうどん屋」と言えるでしょう。
イキイキTVの須崎 10年前のロケなので、今では営業時間や大将が変わってますが、
さぬきうどん100選の動画で予習してから行きましょう。・゚・。・゚・。・♪
過去の須崎食料品店 訪問記 :
10月18日
4月7日
11月13日
10月28日
4月20日
須崎食料品店
住所: 香川県三豊市高瀬町上麻3778 地図
電話 0875-74-6245
営業日 水曜日定休
営業時間 9:00~11:30頃 麺切れ早期終了有り