2016年04月13日
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2016年04月13日08:00 Comment(2)
第三十二回 四国こんぴら歌舞伎
第三十二回 四国こんぴら歌舞伎
桜が一段落したので、金比羅歌舞伎に行ってみましょう。・゚・。・゚・。・♪
今年は中村翫雀改め 四代目中村鴈治郎襲名披露が有るので大物役者の顔ぶれが揃い
例年のも増して人気です。 おまけに開幕直前、愛之助と紀香の婚約が発表になり
話題沸騰という感じすね。
さて高松からは約40分で琴平町に到着します。 駐車場は駅前の公営の物に加えて
私設の物があちこちに点在しますが、平日なんで一番近い参道の駐車場でも千円で
停められます。 ちなみに参拝と歌舞伎は停める時間が違うのでお値段が違います。
明日は雨だそうで、今日予約したのは日ごろの行いの良さですかね。\(^^;)
なにせ駐車場からの道のりが登りなのと、釜丸座の前にじゃり道があるからです。
観客は靴を脱いで、ビニール袋に入れて会場に持ち込むので、靴が濡れていると
大変なことになります。
昔のままの歌舞小屋と言うことで、升席が狭く、持参の手荷物に加えて、チケット
に付いてくるお土産の大きな紙袋を置くスペースがないんです。
座席の間隔が狭く{^L^}はお腹が使えて大変です。汗 脚の悪いお年寄りは
升席はやめて置いたほうがよいですね。 升席を知り合い四人で抑えたら仲間内で
席をずらして脚を伸ばすことも可能です。
2Fに椅子席もあるんですが、柱も多いので、念入りに座席を選ばないと柱が邪魔
して舞台が見えません。
大体オークションに流れるのは、この人気のない席が多いのでご注意。
左に写っている細い板の上を歩いて自分の客席まで行くので、杖の必要な方や
平衡感覚の悪い方は早めに席に着かないといけません。
{^L^}は今回、比較的前列で花道の近くが取れたんで場所は最高でした。やはり
舞台からの距離が近いほうが表情が見えて良いです。 あまり近いとつばが飛んで
くるのと、見上げるのでこれもあまり良くないと言われてます。\(^^;)
今回第一幕の彦山権現誓助剱 (ひこさんごんげんちかいのすけだち)は愛之助
が演じます。
豊前国毛谷村に住む六助は、百姓ながらも剣術の達人として知られています。
ある日、年老いた母親のために仕官したいと願う微塵弾正から試合を申し込まれた六助は、
その思いに心を打たれ、わざと勝ちを譲ります。そこへ虚無僧姿のお園が現れます。
お園は、六助の剣術の師、吉岡一味斎の娘であり、六助とは許婚の仲。
一味斎が京極内匠という悪人に討たれたことを知らされた六助は、杣の斧右衛門たちの話から、
弾正に騙されたことを知り、その弾正こそ仇の京極内匠ということが明らかになると・・・。
愛之助は流石でしたね。 歌舞伎であれだけ演じれれば、TVドラマなんか軽いのはよく
わかります。
第二幕は四代目鴈治郎の襲名披露の口上です。
裃姿の俳優たちが舞台上に並び、皆様に四代目鴈治郎の襲名披露ご挨拶を申し上げる
華やかな一幕です。
第三幕 幸助餅 (こうすけもち)
大坂で指折りの餅米問屋大黒屋の幸助は、雷(いかづち)という力士を贔屓に入れ揚げた
ためにみるみる落ちぶれ、今では侘しい長屋住まい。
そしてついに、妹を苦界へ沈めることになり、幸助が三十両の金を手にします。帰り道、
大関となり、見違えるほど立派になった雷と再会すると、ここまできたのも幸助のおかげと
感謝を口にする雷に、幸助はつい、大事な三十両を祝儀と言って渡してしまいます。
このことを知った女房おきみらは、雷に三十両を返してもらおうとしますが、雷の口から
出たのは意外な言葉で・・・。
喜劇の祖、曽我廼家五郎(筆名一堺漁人)が書き下ろした松竹新喜劇の傑作を、翫雀時代の
鴈治郎が歌舞伎の世話物として上演。この度、襲名ご披露の演目として上演いたします。
勧進帳と同じく泣ける演目で、襲名披露の四代目鴈治郎の演じる大黒屋の幸助と、香川照之
演じる力士の雷は、見応えありました。
鼻涙管閉塞を患う{^L^}は涙目になっても涙が鼻に落ちないので、もうハンカチ片手に
涙を拭うのに大わらわ。 \(^^;)
チケット単体はなかなか手に入りにくく、ツアー会社を通して入手するのですが、今回は
JR系だったので、JRの用意したお弁当です。 少し時間が早くても開演の前に食べて
おかないと、幕間はトイレに民族大移動するので、埃がすごく食べれません。
春先で肌寒いのと、演目が長いので幕間にはほぼ観客全員がトイレに並ぶので大変なことに
なります。 今回は2レーン出来ていて、左側が長蛇の列でしたが、右側は大穴で行列なし
でした。
午前の部を終えて外にでると、午後の部のお客さんがもう大行列してました。
坂を下って、参道脇に出来たカフェで歌舞伎の興奮を冷まします。 この裏の駐車場で
マルシェをやってるハズなんでまた日曜日にでも見に来てみましょう。・゚・。・゚・。・♪
お弁当を食べて満腹なのに、うどん屋の前を素通りできないのがうどんブロガーの辛い
ところ。 参道では一番安定したうどんの出る、てんてこ舞へ。
流石に三時過ぎでは出来のうどんは望むべくもなく作り置きでしたが、そこは讃岐うどん
だけに、熱々の出汁があると結構いけます。 350円ですしね。
いろいろ勉強させてもらった一日でした。 予定では帰りに中津万象園で行われている
歌舞伎の衣装展を見て帰る予定でしたが、のんびりお茶してたら遅くなってしまったんで
また次回にしましょう。・゚・。・゚・。・♪
第三十二回 四国こんぴら歌舞伎大芝居
住所: 香川県仲多度郡琴平町乙1241
電話 『四国こんぴら歌舞伎大芝居』事務局 0877-75-6714
営業日 平成28年4月9日(土)~24日(日)千穐楽
営業時間 第一部 午前11時開演 2:25まで
第二部午後3時30分開演 6:55まで
この記事へのコメント
私は 今日 土曜の第一部を見に来てます。
同じくJR予約で…
初日下見で混み具合を確認していたので…
早めに家を出ました。
駐車場ですが {^L^}さんが行ってたカフェ裏にも駐車場あってここが一番近いかと思います!! 参道が混むと 出られるのか…不安だけど(笑)
同じくJR予約で…
初日下見で混み具合を確認していたので…
早めに家を出ました。
駐車場ですが {^L^}さんが行ってたカフェ裏にも駐車場あってここが一番近いかと思います!! 参道が混むと 出られるのか…不安だけど(笑)
Posted by 花蛾実 at 2016年04月16日 09:27
花蛾実 さん>
思いっきり泣いてください。\(^^;)
いや楽しんでくださいね。(^^v
思いっきり泣いてください。\(^^;)
いや楽しんでくださいね。(^^v
Posted by {^L^} at 2016年04月16日 09:58
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