{＾L＾} が食べたもん

くすくす＠志々島

土曜日は前から行って見たかった樹齢1200年の大楠の島、志々島へ。　1200年と言えば
まさに弘法大師の生まれた頃ですから、もう想像もつかない歴史です。

12時45分の船に乗って島に向かいます。　粟島に行くときは須田港からフェリーに乗るん
ですが、志々島の場合はマリンウェーブから乗って20分で到着します。フェリー賃も340円
とバス感覚。









この日は【 志々島へ行こう、暮らそうプロジェクト 】の一泊島体験ツアーも有り、ツアー
の参加者十数名と、大楠の見学の観光客でキャビンはほぼ満席。　｛^L^｝はスナメリちゃん
がいるかも知れないと、デッキで目を凝らします。

船長に聞くと、今朝も居たけど粟島側の航路の方だったようで残念。　今年中にはかならず
スナメリちゃんを見つけるぞっ！　ｵｳ

小さい頃、アメリカのＴＶドラマ、フリッパーが日本でも放送されていて、｛^L^｝は大の
イルカファン。　

フリッパーが撮影された、キーウエストの水族館にも行ったし、あの巨大なプロペラ船にも
乗りました。　スナメリちゃんはフリッパーのようにジャンプはしないけど、船と一緒に
泳いでくれます。　










スナメリちゃんは諦めて、今度は志々島のニャーとめぇ～にロックオン。　船を下りると
早速にゃ～がお出迎え。　＼（＾＾）／


まずは、ツアーに混じって志々島移住のお話を聞きます。　島作家の斉藤潤先生も講師で
いらしてます。　







島ライターですとのご挨拶に、うどんライターですと｛^L^｝もご挨拶。＼（＾＾;）

志々島の空き家改修のプロジェクトはクラウドファンディングFAAVO香川で資金を募るなど
積極的に活動しています。

このプロジェクトの模様は来週ＲＮＣの小御門千絵アナのレポートで放送される予定です。








ツアーのみなさんと大楠までご一緒させてもらいながら、島の説明を聞きました。　有名な
埋め墓を見学。　志々島には両墓制というお墓の風習があり、遺体を土葬する「埋め墓」と
霊魂を祭る「参り墓」の両方を作ります。同じくかっては土葬だったお隣の粟島にも残って
いない志々島だけの風習です。

粟島の人口は最盛期は2000人で現在は200人ほど、志々島の人口も最盛期は1000人も居たそう
ですが、現在はたった十数名に減ってしまっています。　10年ぐらい前には志々島は早々
無人島になると言われていたそうですが、現在ＵターンやＩターンで少しずつ人口が増えて
いるそうです。　









さて寅さんの映画でもおなじみの細い坂道を登って大楠を目指します。　10分ぐらいで
大楠に到着。　やはりこの壮大な景色は写真では伝えられないですね。　ハイビジョン
ならなんとかなるかも知れませんけど。＼（＾＾;）














実際、この大楠に一目ぼれして、島に移住した30代の女性が居るそうです。（＠＠）
｛^L^｝も老後の移住先にロックオンしました。　毎朝釣りをして、ヤギのチーズとミルク
で朝食をとるなんてステキですね。　島のネット環境は、電話線が過去の台風で切れて
現在無線電話だそうで、メタル回線も光ファイバーも引かれてませんが、Wifiは飛んでました。








大楠の少し上には、島の有志が作った展望台があり、休憩小屋も作られています。ここから
の景観がこれまたすばらしいですね。







小屋の窓はまさしく額縁状態で、刻々と移り行く瀬戸の風景を切り取ります。


ここからはツアーの皆さんとお別れして、島唯一の休憩処、くすくすを目指します。　
くすくすと言う名称がアフリカの料理のことかどうか聞き漏らしましたが、坂道で乾いた
喉をお水で癒し、コーヒーを注文しました。　なんとコーヒーが200円。　普通山の
上とか、離島は運賃が上乗せで高くなるものですが、安くなるという、さぬきうどん現象が
ここにも浸透しています。＼（＾＾;）
































香り高きエスプレッソで生き返って、帰りのフェリーの到着を待ちます。　帰路の観光客で
にぎわう、くすくすですが、なんとフェリーの到着に合わせて営業するというまさに志々島
の迎賓館です。　こんなところにも志々島の魅力が感じられました。　

荘内半島に空き家バンクがあり、安価に移り住めますが、いっそ島に移住も良いんじゃない
でしょうか。　それも人口の少ない志々島の場合は大歓迎で受け入れてもらえるという事で
｛^L^｝も前向きに考えたいと思います。　現在のところ、通勤がネックですね。

志々島　　　マリンウェーブ
7:25　　　　　7:45
11:30　　　　　11:50　
15:50　　　　　16:10

朝の出勤は良いんすが、帰りの便がないんです。涙

マリンウェーブ　志々島
8:30　　　　　8:50
12:45　　　　　13:05　　
16:15　　　　　16:35








とりあえず隠居後の楽しみにとって置きましょう｡･ﾟ･｡･ﾟ･｡･♪　　あっ！　めぇ～　と遊ぶの
忘れたっ！　号泣








くすくす
住所: 　 香川県三豊市詫間町志々島　　
電話 　 　 090-1598-5885
営業日　　 不定休　電話で確認のこと　
営業時間　 10:30--11:30 14:30--15:50 船の着く時間に合わせて