2018年03月10日
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2018年03月10日08:00 Comment(0)
宮武うどん
宮武うどん
定点観測で西インターの宮武うどんに寄ってみました。 2000年の時のさぬきうどんブームで
不動のうどんの神様となった宮武一郎大将の名前を継ぐお店ですが、詳しい開店のストーリーは
過去ログを見てください。
こそ~りと食べて帰るつもりだったんですが、レジで大将のお父さんに見つかってしまって
一郎大将が月に二回ぐらい、土曜日に打ちに来ているという話を聞き込んでしまいました。笑
一郎大将も体調が回復して今はもう 「打ちたくてうずうずしてる」 ようですね。 あの目を
つぶって体でリズムを取りながらうどんを打つ独特の一郎スタイルを見れるなら、こりゃ土曜日を
狙って来ないといかんですな。
山内や、松岡など宮武ファミリーの総帥として有名な大将ですが、意外にもそのうどんの師匠は
あの山神ということを、田尾団長がさぬきうどん未来遺産プロジェクトでスクープしてます。
どっちの料理ショー出演で 「うどんの現人神」 となった宮武一郎大将も、うどん屋を継いだ
頃はお客さんが少なくて、うどんの行商もしていたとの事ですが、同時に昔は農家の人が小麦を
預けて、法事などでうどんが必要な時に、製麺所から 「うどん玉」 をもらって帰る独特の
システムが、香川のさぬきうどんの普及に繋がった事などが書かれてあるので、是非プロジェクト
の 「さぬきうどん 開業ヒストリー」 を参照してください。
さぬきうどん未来遺産プロジェクト 開業ストーリー https://www.sanukiudon-mirai.jp/history/
そんな訳で、一郎大将が進行形で指導しているということで、限りなく 「宮武」 のうどんに
近いうどんですが、当時とは周りのうどんの方向性が変わっていることと、小麦粉自体が変わって
しまっていることから、琴平のお店のうどんとまったく同じとは成らないのは当然です。
ましてや、間に松岡やあたりや等、進化形の「宮武」のうどんを食べているので余計に{^L^}の
舌が覚えている一郎大将のうどんにどれぐらい迫っているのかは分かりません。 松岡もあたりや
も、それぞれ独自の進化を遂げて「シャープ」 なうどんと出汁になっていますから、本家が逆に
マイルドにさえ感じられる程です。
そんな戯言を考えながらいつもうどんをすすっているのですが、お父さんが{^L^}が食べている
横に来て色々話をしながら食べたので、肝心の持ち上げショットを撮れなかったぐらいです。笑
皆さんもそれぞれ宮武一郎大将のうどんには思い入れがあるでしょうから、この若い大将の打つ
「宮武のうどん」 が記憶の中の琴平のうどんにどれぐらい迫っているか比べて見るのも面白い
と思います。 土曜日に行けば一郎大将と遭遇のチャンスもあるので、是非行ってみてください。
過去の手打ち 宮武うどん 訪問記 :
6月8日
4月13日
11月14日
9月2日
4月5日
手打ち 宮武うどん お店のHP
住所: 香川県高松市円座町340番地 地図
電話 087-886-0939
営業日 水曜日定休
営業時間 9:30~15:00