{＾L＾} が食べたもん

川福マリタイムプラザ店 閉店

ここのところ閉店のお知らせが相次ぎ心苦しいんですが、川福のサンポート店も10月31日を
持って閉店しました。　もちろんライオン通りの本店は従来通り営業してます。

一富士、まま屋、川福マリタイムプラザ店共に共通するのは繁盛店なのに後継者問題で閉店
せざるを得ない事です。

折しも昨日の四国新聞の表紙の一日一言に記者さんの一富士の思い出が書かれてました。
朝日新聞で言うと天声人語に位置づけされる社説欄ですから一個人経営の食堂が取り上げら
れると言うのは異例の事です。
　




また【　県内企業目立つ休廃業　】後継者不足が深刻化と言うタイムリーな記事も書かれて
いて、如何に中小弱企業の伝承が難しい事かと言う事がわかります。







注目する情報としては、高松商工会議所では【 県事業引継ぎ支援センター 】と言うのを
開設していて、事業継続ができない時に後継者や譲渡先探しを支援してくれるそうです。

県内在住で廃業を考えている方や、県外で生活していて実家の事業を継がないといけない方
に朗報です。　逆にUターンやIターンでなにか起業したいと言う場合も既存の企業や事業を
譲受すると言う選択肢も生まれます。　興味がある方は下記をご覧下さい。


香川県事業引継ぎ支援センター
http://www.takacci.or.jp/info/20141001kaisetsu.html






さて川福マリタイムプラザ店で記念の最後の一杯を食べようと、お昼に行ってみたんですが
なんと長蛇の行列。　店内に同じ考えのサンポート周辺のリーマンさんも多数見受けられま
すが、表に並んでいるのはどうみても、観光客の皆さんです。　これではいつ食べれるか
わからないので、最後の一杯は断念しました。　もちろんライオン通り店に行けば何時でも
名物のざるうどんは食べられますからね。

川福と言えば、琴平からざるうどんで高松へ打って出て、一世を風靡したお店です。　昭和
50年代は｛^L^｝もよくお接待に使いました。　まだ田尾さんのうどん通ゲリラごっこが始ま
ってなくて、ざるは川福、釜揚げならわら家と言うのがお約束の時代でした。

琴平がざるうどんの発祥の地とは言いませんが、うどんの薬味に生姜を使ったのは川福が
初めてと言われてます。ざるうどんの出汁にワサビとうずらの卵と言った当時定番の組み合
わせが生姜を入れることによりすっきりした後味になりざるうどん人気の立役者となりました。

ちょうど昨日、川福の宅配サービスの折込チラシが入ってました。　今後はこちらとお土産
販売にも力を入れるようです。　一見して、3300円も出して地元の人がうどんすきを食べる
のかなぁ～？？　と思ったんですが、よく見ると鍋とコンロも一緒に宅配してくれると書いて
ます。　鍋とコンロは翌日回収に来るそうで、お客はなにも用意しなくても良いそうです。




ほうっ～　そうなると話は変わって来ますよ。　例えば記念祭とかイベントを郊外で行う
時に、お客さんの接待には移動と行き先に苦慮します。　会場までケータリングしてくれ
れば便利ですね。

また新婚夫婦や、単身赴任のアパートにお客さんをお迎えする時にも、このシステムが
あれば、食器や移動の心配が要りません。　

意外にこのうどんケータリングシステムは需要があるのかも知れませんね。　｛^L^｝も
覚えて置いていざと言う時に使いましょう｡･ﾟ･｡･ﾟ･｡･♪



さてそんな訳で最後のざるうどんは諦めましたが、定点観測で行った時の写真があるので
そっちを掲載します。　今となっては平均点のざるうどんになってしまいましたが、利便性
の良いお店だっただけに惜しまれます。　うどん雀の噂では次も居抜きでうどん屋が入ると
いう事なんで、そちらにも期待しましょう。

















朝日新聞のように飛ばしてしまうといけないんで、念の為に閉店をチェクしてます。








川福マリタイムプラザ店（2014年10月31日で閉店）　　 　　 　　 　　　　　　 　　　　　
住所: 　 香川県高松市サンポート2-1サンポート高松マリタイムプラザ 3F　地図
電話 　 　 マリタイムプラザ店閉店後のご連絡先　川福本店／087-822-1956
営業日　　 2014年10月31日を持って閉店
営業時間