2017年08月30日
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2017年08月30日08:00 Comment(0)
東京さぬき倶楽部 レストラン花季月

東京さぬき倶楽部 レストラン花季月
旬彩館が登場したので、東京さぬき倶楽部のうどんも紹介して置きます。麻布十番というと
大使館が建ち並ぶ高級住宅街をイメージしますが、地下鉄が開通する前は、電車の便が悪く
それほど人気の土地柄ではありませんでしたが、現在は南北線と大江戸線が通って一等地に
なりました。
近くに高松藩主松平家の江戸屋敷があり、そんな関係でこの地も香川県が所有することに
なったんじゃないかと思いますが、地下鉄開通前はともかく、今は近くに六本木ヒルズも
出来て商業地になったので、是非再開発して香川県民が東京に行く時の宿泊は一手に担う
ぐらいになって欲しいものです。



そんな土地柄ですが、東京さぬき倶楽部は関東在住の香川県民の大使館や迎賓館を兼ねて
来た歴史があります。 県ゆかりの会合で賑わい、その中でさぬきうどんに飢えた人々に
美味しいさぬきうどんを提供したり、県人会の有志により「 うどん打ち会 」が開かれ
さぬきうどん大使館としての役目も担って来ました。
現在は高松の喜代美山荘が運営を任されています。今回さぬき大使の川西支配人にご挨拶
したかったんですが、残念ながら入れ違いに高松へ帰られていてお留守で残念。



とてもうどんを食べに来たという雰囲気ではない重厚な建物ですが、時代の流れでしょうか、
レストランで食事をされていたのは、韓国からの観光客の皆さんでした。(@@)







パクチー豆乳うどんという季節メニューが気になったんです、今回のテーマは麺の腰と
小麦の香りの相関を調査するというものだったので、プレーンな「 ぶっかけ 」にしま
した。
待ち時間から考えると、新しく茹でてくれたようです。 箸で持ち上げた瞬間、「 ずし
っと重い 」手応えを感じます。 食べた感じも旬彩館と同じく20年前のスタンダードを
思い起こします。 別の言い方をすると「 さぬきうどんの本流 」を守っているとも
言えるでしょう。


旬彩館のうどんよりは、若干ですが「 もちもち感 」を前に出してます。 ターゲット
が30年~40年前に香川を出た人ですから、その人たちが「 これがさぬきうどん 」と
思ううどんはこういう「 ぎっちり系 」なのは当然です。
旬彩館も含めて、これぐらいの打ち手になると、食感の演出はいかようにもなると思います。
香川のうどん屋と同じく、食べる人の好みに合わせてうどんを打つのが腕のある職人という
ものです。
今回、駅ナカのうどんを食べ歩いて、やはりさぬきうどんの大切なアイデンティティー は
小麦の香りだと再認識したので、やはりこのうどんもまさに正統派のさぬきうどんといえる
でしょう。
東京さぬき倶楽部 レストラン花季月 かきづき
住所: 東京都港区三田1丁目11-9 地図
電話 03-3455-5551
営業日 ホテルに準じる 年末年始等 要問い合わせ
営業時間 11:30--14:00 17:30--22:00 (LO.20:55)