2014年01月04日
Posted by {^L^} at
2014年01月04日23:47 Comment(0)
うどん酒房 ひなた

うどん酒房 ひなた
まだ普通の紅い餡餅が入った新年明けうどんを食べて無いんですが、昨年
の12月にOPENした新店でまだ行けてなかった、うどん酒房ひなたへ行っ
てみましょう。・゚・。・♪
新店ハンターさんのレポートによると細麺が、なかなかいけるらしいんです。
場所は香川町のマルヨシの前。 県外の人に分かりやすく言うと、空港下の
宮脇書店のある交差点を、もり家の方に東に向かい、こんぴらやの有る塩江
街道の交差点のところです。
交差点には面してはないんですが、黒い居酒屋が見えるのですぐ分かります。
皆さんのレポートに必ず書いてあるのが、帰るときにお店の人が表まで見送って
くれるので、お店の写真は先に撮るべしとのアドバイス。

ありがたい情報を元に、まずは店舗の写真を撮ります。 結構クルマの往来が
多い道なんで、道の真ん中でシャターチャンスは一回しかありませんでした。汗





最近の居酒屋の中でもセンスの良い方だと思われる店構えと店内ですね。
お祝いの多さに店主の顔の広さが伺えます。
ガールズバーからネットワークサービスまで多彩ですよ。
お昼に行ったんで、他のおお客さんも次々にやって来たんですが、口々に
○×ちゃん居る? △口君居る? と入っ来るんです。 どうやら知り合いを
訪ねて来てるようですね。
ちょっと驚いたのは、お店の人が△口君は、いつもならうどんを打ってるん
だけど、今日は成人式に行っているとお店の人が答えていた事です。
成人式とはずいぶん若い打ち手ですね。(@@)


先陣の人達が皆さん書いているように、居酒屋だけあって、うどん屋ではまず
ありえない丁重な接客は凄く新鮮です。
店内の雰囲気も調度品も、薬味に至るまでうどんの価格以上のバリューが有ります。
これでうどんが良かったら、確かに 『 行ってみるべし 』 の価値有りですね。
皆さんは新店訪問のお作法どおり、一番高いメニューを食べてましたが、{^L^}は
、細麺のお店なんで冷たいのと、温かいのを両方食べてみます。

レポートに寄ると、カレーを勧められるそうですが、今日は特には勧められ
ませんでした。 ちょうど正月の3日と4日におめでたい金粉と焼き餅の振る
舞いがあるので、そちらの説明と被るからかも知れません。
お祝い餅と金粉を、うどんに入れて良いかどうか聞かれました。 このあたりも
うどん屋だと有無を言わさず最初から入れて出すところですが、居酒屋ならでは
のワンランク上の気遣いですね。
このあたりのやり取りが、終止ニコヤカで上質なサービスなんです。
細麺なんで来客が有ってから茹でるんだと思いますが、それ程待たずにかけうどん
が出てきました。



うどんは細くてつるつるですが、不揃いな麺は手打ちに間違いないです。 出汁
も居酒屋ならではの、出汁が効いてながらエグミの無いスッキリタイプ。
かなりたっぷり出汁が入ってます。ほんとに熱々で出てくるので、うどんの喉越
しを味わうには熱すぎましたがソツの無いかけうどんですね。
この麺と出汁は、きつねや、天ぷらうどん、肉うどんなんかの方がよりマッチする
と思います。 夏の冷やかけなんかもバッチリだと思います。


続いて、ざるうどんを食べてみます。 天ざるの写真を見ていたんでこういう
皿で出てくるのは分かってましたが、金粉が良く映えますね。
あっ! これちょっとネギを付け出汁に移すのに問題ありですね。 半分ぐらい
しかすくえませんでした。 天ぷらの薬味のように竹籠にでも入れないと箸では
手が出ません。

付け出汁もかけ出汁と同じく出汁は効いてますが、上品な仕上がりとなっててます。
でも上田とかのようにガツンとは来ないものの出汁が効いてるんで、物足りなさは
ないです。 生姜を自分で下ろして入れるタイプにすれば、好みでもう少し生姜を
効かせられて良いんじゃないかと思います。
麺は皆さんが言うように、細めんとしては最良の部類の稲庭うどん顔負けの腰と
喉越しです。 もちろん稲庭うどんに麺のように熟成のコクはありませんが、讃岐
うどんの細麺の中ではTOPクラスの喉越しです。付け出汁がニュートラルでどこか
の付け出汁のように溜まり臭くないので舌が麺にフォーカスできて良いです。
このザルは量もそれ程多くないし、なにせつるつる入るので何軒か回ってお腹が
パンパンの時にもつるっと入りそうです。
場所柄もうどん巡礼の最後の方で立ち寄るのに向いてますね。ざるうどんが400円
だと若干高い部類に入りますが、バツグンの喉越しと極上のサービスを考えれば
全然高くはないでしょう。



現在まだ夜の部は居酒屋メニューだけで、うどんは食べられないようですが、将来
このうどんが夜に食べられるとなると、うどん巡礼の夜ご飯に軽い料理を食べて
うどんで〆ると言う使い方が出来そうですね。
ここへ来て、百間町のやぐらやのOPENと並んで、二軒続いてうどん居酒屋がOPEN
した訳ですが、これは東京で数年前に流行った、蕎麦居酒屋→うどん居酒屋と言う
流れとはまた違って、その昔、香川県では喫茶店でも普通にうどんが食べられた
ように、居酒屋で本格手打ちうどんが食べられると言う時代の幕開けなのかも知れ
ません。
うどんを食べて帰る際に、お店の人が外まで出てきて丁重に見送ってくれました。
ご丁寧にクルマが出る際の誘導までしてくれたんで、情報を聞いてなかったら
ほんとにお店の写真を撮り損ねるところでした。 情報は大切ですね。\(^^;)
うどん酒房 ひなた
住所: 香川県高松市香川町川東上1764-3 地図
電話 087-840-5015
営業日 定休日 未定
営業時間 11:00--14:00 夜 17:030--23:00