{＾L＾} が食べたもん

豆乳つけそば＠弁天茶屋

昨日の三徳の夏カレーの時にも少し書きましたが、讃岐にも豆乳を使ったうどんが欲しいですね。
豆乳を普段飲まない{＾L＾}は豆乳とうどんが合うとは夢にも思っていなかったんですが、数年前
にエン座さんの豆乳うどんを食べて開眼。

豆乳人口が少ない香川ではなかなか美味しい豆乳の情報も集まりませんが、今年ななんとか
冷やかけを豆乳入りで作れないか実験してみたいと思います。

成分無調整の方が良いのか、調整タイプが良いのかも、出汁との組み合わせでまだまだ研究
しないといけません。

豆乳なんてっ！　と思われる方は、えだ豆や、えんどう豆のスープを思い出してもらうとあんな
感じの冷製スープにうどんをつけて食べるのをイメージしてください。　　もちろんさらっと
仕上げて塩を利かせた味です。

まあ実験と言っても、出汁を小売りしているうどん屋さんの出汁を買って来て豆乳と混ぜてみる
だけですけど。{＾笑＾}

分量の調整で無難に美味しくはまとめられると思うんですが、果たしてそれが商品としてうどん屋
さんで出せるものかどうかを探るために、豆乳料理の進んでいる京都で商品になっている豆乳出汁
を味見してみましょうっ！

一番有名なのは、豆禅の豆乳らーめん ですが、暑いのでまずはざる蕎麦のつけ出汁を豆乳ダレで
やっている曼殊院の弁天島内にある弁天茶屋へ行ってみました。




あいにくの雨でしたが、夏の木漏れ日、秋の紅葉の時期は素晴らしい立地のお蕎麦屋さんですね。　


普段ニューウェーブの蕎麦屋で蕎麦を食べてるんで、蕎麦の感想はあえて書きません。　讃岐の
人間が大阪できつねうどんを食べて、麺がどうのこうのと言っても始まらないのと同じで、出汁に
照準を合わせます。




う～ん、普通に美味いですね。　確かに豆乳臭さが出ないように豆乳の量と種類を調整してある
ようですが、ほぼ予想の範囲内の味。　かつお出汁と豆乳は思いのほかよくあってます。

もちろん、豆乳の旨味とコクがつけ出汁によくでてます。　さすが京都だけあって薄味ながらも
万人がなっとくする味に仕上がってます。

京都の老舗蕎麦屋がこの豆乳ダレを出しているとしたら、少々の豆乳臭さはよしとしましょう。
逆に言うと、豆乳らしさをどれぐらい出すかが勝負になるかも知れません。

これで安心して枕を高くして眠れます。　そのうち{＾L＾}のBlogに豆乳うどんが登場しても
石を投げないでくださいねっ！　　ほんと意外といけるんです。

写真を撮らなかったんですが、このゆばそば膳に添えられていた、大豆でつくった肉もどきしぐれ煮
は絶品でした。　生姜と紫蘇の千切りがとても良い仕事をしています。　

蕎麦よりこっちが素晴らしいっ！　






お店の一番人気のの門跡そばも食べましたが、丁字麩の酢味噌和えや、かやくご飯も流石蕎麦屋
の味付けです。　　もちろんきのこそばも美味しかったですが、食後に抹茶と共に供されるそば餅
がこれまた絶品でした。　　




食後に出てくる鉄の急須も京都の風情ですね。




湯豆腐が5000円の京都でこの値段で美味しいお昼が食べれるとはかなりお徳です。








手打ちそば・京風味　弁天茶屋
住所: 　 京都府京都市左京区 一乗寺竹ノ内町１５ 曼殊院門跡・弁天堂境内　地図
電話 　 　 075-711-5665
営業日　　 不定休 元旦と１～3月中旬の木曜日休業
営業時間　 11:00 ～ 17:30 (L.O.17:00) 行楽シーズン10時営業あり