2019年06月18日
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2019年06月18日10:35 Comment(0)
漁師懐石料理 なか渓

漁師懐石料理 なか渓
以前から気になっていた、仏生山からちょっと奥に入った住宅街にある隠れ日本料理のお店に
ようやく行くことが出来ました。
思っていた場所と全然違う香川町浅野にあったんですが、このネット時代になんでググれなかった
のかというと、お店の名前を知らなかったからです。\(^^;)
言訳するわけじゃないんですが、【 仏生山 活魚料理 】とか 【 香川町 海鮮料理 】 じゃ
ヒットせず、諦めていたんです。
麺友のヒロポンさんが、ここの大将と知り合いということで、ようやく名前と経歴が分かって
今日行ってみたんですが、ナビで近くまで行っても最後のところでどこにお店があるのか分からず
久しぶりにゲリラ通うどんごっこの楽しかった思い出がよみがえって来ました。\(^^;)




こんな角を曲がります。滝汗

住宅街にあるとは聞いてたんですが、てっきりひっそりとお店があると思ってたのが、自宅を
改装して営業してるですね。汗
でも店構えは料亭には見えないものの、玄関から客室に至っては十分高級感があり、隠れ家として
大切なお客さんの接待にも使えそうです。


料理的にも、ただの海鮮料理ではなくて、有名料亭で修行した経歴を持つ大将ならではの、魚に特化
した懐石料理で、魚に関しては料亭など足元にも及ばないレベルです。
よく漁師さんが海鮮料理屋を出している場合は、魚は良くても、天麩羅や汁はイマイチというのが
お約束ですが、魚が良くて、料理も料亭レベルというのは、まずないと思います。 まさに瀬戸内
ならではのお店だと思いますが、魚に関しては、なんと大将自ら漁師の舟に乗って、獲れる片っ端
から活け締めして持って帰るという徹底ぶり。
料理長が自分で釣った魚を料理するというお店はありますが、それでは魚種が限られるし今回
食べたような【 穴子 】 の刺身なんかは、漁をすること自体が難しいです。
穴子の刺身自体は花かがりで何度も食べましたが、穴子を刺身にするためには、活けで穴子を
調達する必要があります。 コスト高は、料理の値段に跳ね返って来る訳ですが、なか渓の
大将は、漁師が網を揚げたその場で活け締めすることで、安く仕入れられるそうです。
とにかく何が一番かというと、最高の魚が料亭の味で食べられること。 裏返せば居酒屋料理とは
違って、どの料理も上品な味付けで仕上がっており、減塩生活をしている高齢者にも満足して食べ
てもらえることです。
これが現実には意外と敷居が高くてて、自慢の海鮮料理に年上の先生方をお連れしたときに、
刺身は良くても、汁や、焚き物、天麩羅なんかが、味が濃いと指摘される場合が多々あります。
ようやく巡り会った、魚と料理双方が最高レベルのお店です。 今回食べた中でも猪肉の
粕漬けは流石は料亭の板前さんという繊細な味付けが印象に残りました。
高齢のご両親や、お世話になった目上の方のお接待には最高のお店と自信を持ってお奨めできます。
お昼もやっているので、まずは偵察されてみることをお奨めします。





お値段はほんと穴場価格ですが、品数が多いため結構な量を食べることになるので、接待の場合は
相手のお腹具合を考慮する必要があります。
今回の地魚懐石 5千円コースは小食の{^L^}には十分すぎて、お腹をさすりながら帰りました。
気さくな大将なので、美味しい物とか、珍しいものを入れて量を控えめとか色々相談に乗って貰って
ください。



























なか渓
住所: 香川県高松市香川町浅野2925-7
電話 087-888-3593
営業日 不定休
営業時間 11:00--21:00