2017年11月26日
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2017年11月26日08:00 Comment(0)
うどんをアートに!@ソウダルア
うどんをアートに!@ソウダルア
10月に開講した、丸の内朝大学もいよいよ終業式を迎えました。 途中11月12~13日には
実際に香川県の本物のうどんを食べたり打ったする留学カリキュラムも行われ、ディープな
うどんの世界を知ってもらえたんじゃないかと思います。
その際に得た「香川の風土や文化」を基に、生徒さんに自由な創作うどんを考えてもらって
本日の終業式で発表したり実際に製作して皆さんで味わいました。
さぬきうどんの新しい世界の提案として今春、仁尾の松賀屋で素晴らしいパフォーマンスを
披露してくれた食のアーチスト・ソウダルア氏を招聘し、うどんをアートに食べようという
試みも行われました。
皆さんうどん留学の際に、荘内半島や仁尾の父母ヶ浜の美しさを堪能していただけたようで
創作うどんのメニューには、曽保のみかんや、イリコ、三豊のオリーブオイルを使った物が
多く、実際にそれらの食材を使用して創作うどんを作ります。
こちらは、うどんに合わすお酒です。
ワインと料理の相性があるように、うどんの太さと料理との相性を探るべく、うどんは細い
ものから太い物まで各種用意。 また生徒さん作の「香川本鷹練り込みうどん」や「片栗粉
練り込みうどん」も持ち込まれて、こちらも料理との相性を探ります。
生徒さん提案の創作うどんの中でも、「さと芋のポタージュつけうどん」は考えただけでも
美味しそうで、是非さぬきうどんに取り入れたいメニューです。
山椒の効いた麻婆豆腐うどんのリクエストもあり、こちらは、さぬき一番の陳建民のレシピ
で{^L^}が担当しました。
もう一点、カルパッチョ風うどんのリクエストも多く有ったので、オリーブハマチうどんで
色々試した「陳建民のゴマダレ」で食べてもらうことに。
まず最初に三豊特産の曽保のみかんや、キウイフルーツのソースを作ります。
ソースをどんどん作っていきます。
あらかじめ生徒さんが製作してきた香川本鷹練り込みうどんを延ばします。 なんと麺棒
を持参しなかったので、急遽瓶で代用します。 会場のスタジオ中を探しても麺棒が見つか
らないというのは、一家に一本麺棒があるさぬきの家庭では考えられないですね。\(^^;)
ソースが出来上がったら、ここからがソウダルア氏のパフォーマンスの始まりです。
テーブルに敷かれた和紙の上に、大胆にうどんを盛り付け、ソースを配置します。各自が
お皿にうどんを取って、ソースを掛けて食べるという斬新な趣向です。
イリコが置かれた瞬間、川に魚が跳ねる躍動感が出ましたっ!
唐辛子うどんと、片栗粉うどんも出来上がりました。
テーブルのうどんは、シルクロードとか川をイメージして有るんだそうです。
{^L^}製作の陳建民の秘伝のゴマタレで食べるハマチうどん。
こちらも{^L^}製作の陳建民レシピで作った山椒と香川本鷹が効いた、麻×麻婆うどん。
こちらは、ソウダルア氏の手による、ヨーグルトの水分を飛ばした「水切りヨーグルト」
アイスでもなく、ヨーグルトでもない食感で美味でした、
デザートうどんの試みとして、ホットケーキの生地に短く切ったうどんを練り込んだ物が
考案されて、生徒さん自信が製作します。
丸の内蜂蜜というのは、皇居の花の蜜を吸った蜂から採取するので、都内と言えども
色々な花の蜜を取り込んでます。 しかし皇居の花の蜜とはなんと高貴な蜂蜜ですねっ!
蜂蜜が美味しいのと、キウイやみかんのフルーツソースを掛けて食べたので、なかなか
美味しいホットケーキでした。 食感的にはホットケーキよりもうどんの方が柔らかいので
うどんを生地に練り込む前に一度フライパンでソテーして少し固めに仕上げると良いかも
知れません。
最後に皆さんでメニューの評価をして「さぬきうどんの将来性と可能性」に熱い論議が
交わされました。
さぬきうどんはシンプルな食べ物ゆえに、なかなか式典や記念イベントで振る舞われる事が
少なかった食材ですが、こういうパフォーマンスな食べ方だと一気に華が出ますね。
食べ物を、器で無く直接和紙の上に飾り付けるソウダルア氏の手法は、意外とさぬきうどん
とマッチングが良いように思いました。
ソウダルア氏は来春、父母ヶ浜でパフォーマンスを予定しているそうです。 皆さんも是非
実際にご自身の目でアートを楽しんでください。
過去のソウダ・ルア氏のパフォーマンス
2017年06月25日