2017年03月16日
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2017年03月16日08:00 Comment(0)
芋屋金次郎 高松店

芋屋金次郎 高松店
高知発の芋ケンピ専門店の芋屋金次郎 高松店がOPENして5ヶ月が過ぎましたが、その人気は
衰えるどころか完全に市民権を得、このビジネスモデルは全国区でも通用するんじゃないかと思い
始めました。
食べ物には地域性があって、特に芋ケンピは今でこそ香川県民も食べるようになりましたが、昔は
高知旅行のお土産でもらった時ぐらいしか食べる機会はなかったと思います。 塩ケンピが世に
認知された時ぐらいから、芋ケンピ自体の甘さが控えめになって柔らかさも増して食べやすくなり
一気にブレイクしたように思いますが、まさか芋ケンピの専門店が県外に進出してくるとは思って
いなかっただけに、果たしてさぬきの地で市民権を得るのかどうか注目してました。
OPENの時から、揚げ立ちの芋ケンピを試食させるという手法が当たり、口コミで芋ケンピの
おいしさが広まっていったように思います。
圧巻は、個人ユースしか思いつかなかった芋ケンピの食べ方を、進物や法事のお供えにまで広げて
、「 食べるリピーター 」だけでなく、「 贈るリピーター 」 を捕らえたことでしょう。
実は{^L^}家でも、お供えに使ったことがあるんですが、これが好評でリピートしてるんです。
香川の場合、最近では源吉兆庵とか夢菓房たから、手ごろなところでは畑田本舗なんかの新興勢力が
台頭して来ましたが、老舗の三友堂や名物かまどなんかが進物や、お供えの定番として不動の地位を
築いています。
逆にいうと少し飽きられていたところへ、タイムリーに登場した芋屋金次郎が新鮮味という点で
受けたように思います。
しかしそれだけじゃ全国へは打って出れない訳で、芋屋金次郎の戦略は芋の旨みに特化したスイーツ
の開発だったんじゃないでしょうか。
まだ全部食べた訳じゃないですが、どれもなかなか秀悦な味で、プリンでもシュークリームでも
予想より3割方美味しくて、値段が市価より2割程度安く、結果「 満足度」 が150%になると
いう感じです。














そして唯の芋ケンピにこれほどバリエーエーションを作って売れるんかいな? と心配になるぐらいの
商品開発力を、進物商品のラインナップに生かしたところが成功の秘訣でしょう。
主力の芋ケンピがサクサクで美味しいのはともかくとして、芋チップのパリッとした薄い食感は
従来無かっただけに新鮮です。これ薄く作る技術というより薄くて割れやすい商品を割らずに店頭
に並べる流通のさせ方の勝利でしょうね。
いやいや恐れ入りました、どの商品も旨いです。 現在四国は高知、松山と高松、東京は日本橋に
進出している芋屋金次郎ですが、この勢いは止まることはないでしょう。


















芋屋金次郎 高松店
住所: 香川県高松市多肥下町1558-1 地図
電話 087-815-0421
営業日 無休
営業時間 10:00--19:00