2017年01月29日
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2017年01月29日08:00 Comment(2)
カニツアー うえ庄 in 香住

カニツアー うえ庄 in 香住
今日は楽しみにしていた、おっさんの会の 「 大人の遠足 」で、松葉蟹ツアーの日です。
若い頃は毎年通っていた香住も子供の受験やらなんやらでここのところご無沙汰。
クルマもスノータイヤを入れてないので、中型バスをチャーターすることに。



バスのチャーター料が15万ほど掛かるので、食事代を含めると2万円の大名ツアーです。
この日のために、毎日素うどんを食べてカニ貯金すること1年。 なんとか2万円貯まり
ました。\(^^;)
自分で運転しないで行くのは初めてです。 一番最初にうえ庄へ行ったのはまだ20代の頃
当時750ライダーだった{^L^}は東京から四国へのツーリングの途中にTVのニュースで
松葉かに漁が解禁になった事を知りました。
よっしゃぁ! 蟹喰うぞと高速道路を米原で降りて敦賀から日本海沿いに香住を目指した
のですが、日本地図で見ると高松から松山ぐらいの距離だとおもった香住がいくら走って
も全然近づいて来ません。 国道が県道ぐらいの整備状況でなかなかペースが上がらない
んですね。
結局晩御飯の香住到着は諦めて小浜で泊まって、翌日の昼に香住に到着。 ところが平日
だったんで、港のセリとかもやってないし、蟹を食べさすお店がまったく見当たらないん
です。 蟹の聖地に蟹料理屋がない?? 今と違ってインターネットもない時代です。
おまけに書店も見つからず旅行雑誌も見れません。 大阪の旅行社の友人にヘルプの電話
を入れて「 どこか蟹が食べれるところない? 」と聞いたら、なんと「 蟹は民宿で食べる
ものだ 」 と教えてくれたんです。 流石は旅行社だけあって駅前の「 うえ庄 」 という
民宿が一番人気だと教えてくれました。
半信半疑で行ってみると、民宿の1Fが食堂になっていて蟹スキが食べられるようになって
いました。 そこで食べた蟹は、それまで高松で食べていたのはなんだったんだろうという
ぐらいまったく別物の美味しさでした。 聞いてみると船と契約して大量に買い付けた蟹
を氷温の水槽でストックしているとのこと。 蟹の目利きで身の詰まった物で且つ、足が
欠けたような市場価格の安いものを上手く利用してるそうなんです。
それ以降毎年通ってたんですが、週末のスキーの帰りなんかは予約が取れず、他の民宿へ
行かざるを得ないこともあって、あちこちで食べ比べましたが、まったく話にならない
ぐらいカニの質が違うんです。
そんな経験から今日は自信を持って皆さんを「 うえ庄 」 へご案内です。 高松を朝の
8時に出発して、車内で宴会をしながらトイレ休憩3回を含んで12時30分にうえ庄へ到着。

途中、雲海で有名な竹田城の近くを通ります。 このあたりは川があって霧が出やすく
盆地で霧が溜まりやすそうですね。 今日も低いところに霧が発生してました。




すでにセッティングは出来ていたので、本日何度目かの乾杯っ!
まずは松葉ガニと、地物のイカとエビと、ブリのお刺身です。 日本海はイカも美味しい
し、海老も美味しいんです。 ブリはブリトロではなかったが残念。寒ブリのトロは絶品
なんです。



蟹さしは、初めて食べると美味しいんですが、一旦焼蟹や鍋の味を知ってしまうと、実際
のところ満足度が低くなるんで、二度目からはしゃぶしゃぶで食べることをお勧めします。

ここら辺りで、蟹味噌が出てきます。 これは4人分です。 4等分して半分は酒のあてに
して、残りの半分は残しておきます。 最後は殻に日本酒を入れて蟹みそ酒にします。

続いて焼き蟹。 まず最初はそのまま食べて、途中から残して置いた蟹味噌を付けながら
食べるのがお勧め。


そしていよいよメインのかにすきが始まります。 野菜等を入れた後に蟹を入れるんですが
元々刺身で食べれる蟹ですから、見ていて実が膨らんだらすぐに引き上げて、ほんのりと
暖かいぐらいのミディアムレア状態で食べます。 長く煮ると身が固くなってしまいます。




蟹が良いので、身離れがバツグンで、ほじくり出すという感じじゃなく、一掻きで簡単に
身を取り出せます。 蟹は食べきれない量あるので、足の細い方は食べません。
身の味が濃厚で、そのまま食べても美味しいんですが、実はうえ庄は特性のポン酢が美味
しいんです。 ポン酢に身を浸すと旨さが倍増します。
今回は酒は持込にしたんですが、蟹には淡麗辛口より若干甘口の方が、蟹の甘みを引き立て
ると言われています。 残念ながら何時もドライバーだった{^L^}は過去に試してませんが、
この綾菊は少し甘過ぎたように思います。
車内でわいわい大騒ぎだった皆さんも、蟹を食べ始めると、お約束の無口になりますね。笑
食べ切れなかった蟹は身をほぐして雑炊に入れます。 この〆の雑炊がこれまた旨いんです。
うえ庄は野菜が残っているとお店の人が丁寧にすべて引き上げて、スープだけの状態にして
からご飯を入れるこだわりです。



最後に卵で綴じて頂きます。 蟹の旨味が凝縮した雑炊は最高です。 これも半分はそのまま
食べて、残り半分はポン酢をかけて頂くのがお奨めです。
普通、ここまで食べ進むとしばらく横にならないと動けないので、しばらく寝そべってから
帰るのですが、皆さんがお土産を買いに行きたいと希望されたので、重いお腹をさすりながら
港のお土産センターに向かいます。 ここからはまた明日書きますが、本来は蟹のお土産は
事前にうえ庄に頼んで、茹でて置いてもらうのがお奨めです。 生蟹を買って帰っても鍋に
入れる場合は良いんですが、蒸すのはでかい鍋がいるし蟹味噌が流れてしまう場合もあります。
1匹5千円ぐらいするのですが、食べると納得の価格です。
カニ民宿 うえ庄 香住駅前 お店のHP
住所: 兵庫県美方郡香美町香住区七日市56-3 地図
電話 0796-36-0696
営業日 夏は海水浴&つり民宿 松葉蟹漁解禁の11月第二週から3月まで蟹民宿
営業時間 蟹シーズンの週末の宿泊は数ヶ月前に満席になる。 平日と土曜日は予約取りやすい
この記事へのコメント
香住の蟹は、長らくご無沙汰してます。蟹のフルコース最高ですね
Posted by タチ at 2017年01月29日 15:39
タチ さん>
やっぱり香住が一番です。
今回は天気がよくて最高でした。
やっぱり香住が一番です。
今回は天気がよくて最高でした。
Posted by {^L^}
at 2017年01月31日 23:50

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