{＾L＾} が食べたもん

看板の無いラーメン屋

先日読者のＹｏｈａｎＡｓａｋｕｒａ様から三木町に名前の無いラーメン屋が出来ているとの
情報を頂きました。　名も無いうどん屋とイメージがだぶる事もあって早速偵察に行くとこれが
なかなかのヒット。　

１日１麺の誓い中なんで、後日メニューを食べ増してようやく今日UPする事ができました。　

先日ラーメン研究家のうどんは別腹のご隠居さんとも一緒に行って食べたんですが、このお店は
自家製麺のお店で麺が良いです。　


★ほんとに看板が無いんです。



新店にしてはあまりに出来すぎているので、調べてみると以前はうどん屋だった川内屋さんが
新装OPENしてラーメン専門店になった事が分りました。　道理で麺は良いし、スープも一朝
の物ではないはずです。　

そう言えば、力一のOPENの時に、このお店の前を通って、うどん屋じゃなさそうだけど、食堂か
お好み焼きかな？　と思ったのを思い出しました。　　うどん屋さん時代の川内屋さんは残念
ながら入った事がないです。



なにせ麺の香りが凄いんです。　ラーメンに入れても麺をすすると香ります。　麺に小さな点が
入っているのが秘密でしょうか。　蕎麦の世界では星入りと呼ばれますが、小麦なんでふすまで
しょうか？　まるで青海苔のように香ります。

ラーメンのスープもなかなかの物で、300円と言う値段を考え合わすと申し分ないです。　コクも
あり、スープ自体の香りもよいです。

麺がぷりぷりですね。　色が白くて元うどん屋さんが打つラーメンとあっては、かん水無しで
打ってる事も頭をよぎりましたが、このプリプリ感はかん水無しでは出ません。　しかし極力
かん水は少なくしてるのか、ざるラーメんで食べてもかん水のの匂いは気になりません。

チャーシューやメンマ無しのかけラーメンと言うのも、元うどん屋さんならではですが、よく
うどん屋さんで出しているうどん出汁のラーメンでは無くて、完全にラーメンスープです。
しかしどちらかと言うと、現在のラーメン屋さん風のスープではなく、昔の中華そばの味です。

かすが町市場の280円のラーメンより20円だけ高いわけですが、充分その価値はある麺と出汁です。
こんなラーメン屋さんが近所にあると最高ですね。　三木町の人がうらやましい。　






場所はうどん屋味泉の少し東で農大の入り口よりは西です。　長尾街道から一軒入ってるんですが
特徴ある建物と、駐車場の板塀ですぐ分ります。　森口不動産の左右どちらからでも入れます。





自家製麺となれば、ざるラーメンも食べてみたくなりますね。　ぷりぷり麺がアッサリ系の魚系
のスープに良く絡みます。　最近流行りのWスープじゃないけど十分に麺の香りを楽しめます。
竜雲うどんの生醤油中華そばのように、醤油でもいけるんじゃないでしょうか。

とろ麺と言うのがあって、ご隠居さんが食べました。　ぶっかけラーメンにとろろが載っていて
ワサビで食べます。　



印度麺と言うのが人気のようですが、そりゃカレーの法則と言うのがあって、誰かがカレーを
後の人も皆、カレーを注文するわけですが、このカレーは蕎麦屋のレベルでなんと300円です。
こりゃ人気があるのも分ります。




かなりピリッとした味付けで、おこちゃまにはちょっと辛いかも知れません。和風出汁で割って
あるので、ラーメンと一緒にすすりこめます。　肉も丁重に煮込んであって美味しいです。
なぜか、カレーラーメンより、カレーライスの方が安いと言う不思議さ。　オーナーは田んぼも
もってるのかも知れません。＼(^^;)

ほんと、近所に欲しいラーメン屋さんです。　



川内屋
住所: 　 香川県木田郡三木町大字池戸２９０７ 　地図
電話 　 　 087-898-8552
営業日　　 日曜日　定休　　2011年9月から祭日も営業してます
営業時間　 11:00～14:00　　2016年4月から