2019年01月10日
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2019年01月10日08:00 Comment(0)
香川の偉人 大久保諶之丞の足跡を訪ねて
大久保諶之丞の足跡を訪ねて 町歩き
歳を取ると、若い時にもっと勉強しとけばよかったと、自責の念に駆られることが多くなります。
少しでも脳みそにしわを刻みたいと、六十の手習いで郷土の偉人や歴史の勉強をしています。
四国新道の建設や、香川用水、瀨戸大橋の提言をしたことで有名な 【 大久保諶之丞 】の足跡を
訪ねる町歩きがあったので参加して来ました。
大久保諶之丞は、1849年10月2日(嘉永2年8月16日)に財田町で生まれ、私財を投じて四国新道
つまり国道32号線の開通に尽力しました。 弟の大久保彦三郎も尽誠学園の創始者として地元に
貢献しています。
四国新道の建設を思い立ったのは、諶之丞がまだ7歳の頃、徳島へ里帰りしていた乳母のヤクを
迎えに猪ノ鼻峠まで行くのですが、諶之丞を見つけて駆け寄ってきたヤクは大雨のため流れて来た
土石流にのまれて崖から落ちそうになります。
一生懸命ヤクを引き上げようとする諶之丞ですが、7歳の子供にそれだけの力はありません。
諶之丞の目の前でヤクは崖底に落ちていったのでした。
なんか再現ドラマが目に浮かぶようですが、このことが諶之丞を四国新道の建設や人のために
働こうと決心させます。
まだ明治維新から20数年しか経っていない時代に、瀬戸大橋構想や香川用水の計画を提唱すると
いう先見の明を持っていたことでも知られています。
香川用水記念公園の3階に資料館があったり、双陽の道という本を読んだりしてあらかたは偉業
について知識はあったのですが、今回ガイドさんの案内で生誕地をたどり一層ファンになりました。
また次回こんな町歩きがあれば事前にお知らせしたいと思います。 今日はとりあえず写真だけ。
今回は三豊市商工会女性部の主催で行われましたが、新猪ノ鼻トンネルの工事現場ツアーという
のも開催されているそうです。 普段見ることの出来ないトンネル工事の内部というのも機会が
あれば是非見てみたいですねっ!
今回の町歩きは、たからだの里の物産館の前で集合して歩いてスタートです。
環の湯入り口に有る、大久保諶之丞の胸像の前で偉業の説明を受けます。
鮎帰りの滝を越えて、のどかな田園風景の中を諶之丞の石碑と墓へと歩きます。
石碑は風化して読めないので、香川用水記念館3Fの資料館にあるレプリカの画像です。
町歩きを終了して、環の湯で昼食を撮ります。
町歩き解散後、{^L^}は少し辺りを散策することにた。 こちらは塔重山公園からの景観。
こちらは香川用水記念公園の中に有る、大久保諶之丞の史料館。
大久保じん之丞
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/大久保じん之丞
琴平三水会のじん之丞のページ
http://space.geocities.jp/mt9882axel/ookubojinnojyou.html
香川用水記念公園の資料 PDF
https://www.mizupark.com/pdf/japanese4.pdf
香川用水記念公園
住所: 香川県三豊市財田町財田中2355
電話 0875-67-3760
営業日 休館日 12月~3月の毎週木曜日 ※祝日の場合は翌日 年末年始(12月29日~翌年1月3日)
営業時間 9:00--17:00 入館は16:30まで)
たからだの里 物産館
住所: 香川県三豊市財田町財田上1110番地6
電話 0875-67-3883
営業日 月曜日定休
営業時間 8:00--18:00