{＾L＾} が食べたもん

赤いはりねずみ

「 赤いはりねずみ 」 と聞いてブラームスが愛したウイーンの居酒屋レストランを思い浮かべる方は
相当な音楽マニアだと思います。

音楽にはまったく縁のない｛^L^｝は多度津の山よしのうどん屋から浜街道を少し西に行った牡蠣の産地
の白方で見かける 「 赤いはりねずみ 」というドイツ料理のお店の名前だと思ってました。

もっとも行ってみて分かったのですが、このお店自体がウイーンの 「 赤いはりねずみ 」をインスパイア
してるようです。

ドイツ料理というのは、旅行した人は分かると思いますが、こと食い物に関してはイギリスに次いで日本人
には馴染めないものです。　 「 しょっぱい 」 味付けに、肉といえば豚肉、料理といえばジャガイモと
いった華のない料理が続きます。

「 赤いはりねずみ 」がウイーンにあったレストランなら 「 オーストリア料理 」 とした方がなんとなく
美味しいイメージが湧くかも知れませんね。　なにせお菓子であれだけ有名なウイーンですから。

そんな 「 赤いはりねずみ 」ですが前から一度行ってみたかったのですが、ググルと行かれた方のブログ
とかが見つかり、 「 シュニッツェル 」 と呼ばれるドイツの薄いカツがメイン料理と分かりました。

メタボな｛^L^｝にはなかなか敷居が高いメニューです。　おまけに量が多いようなんです。　そんなこと
から行く機会がなかったのですが、昨年意を決して行ってみると休業してて、というか閉店したのかな？
と思うぐら長期に閉まってたんです。










このお店、浜街道には面してなくて偵察に行くには一本南の細い路地に入らないといけないのですが、
この前、岡じまへ行った時に確認したら、再開してました。＼（＾＾）／

という訳で本日突撃してみたのですが、祭日ということもあって３組ぐらい先客が来てました。　外観は
少し庭が荒れてましたが、店内はまさに洋館作りで天井も高く高級感溢れるお店です。　グランドピアノ
も有ってコンサートもできるようになってましたが、お客さんが居たので写真は無しです。






メニューを見ると、ソーセージやシュニッツェルだけでなく、カレーや定食も有ります。　ドイツでは
フリカデレと呼ぶ、柔らかいハンバーグもあって迷いましたが、ドイツＳＬ定食というのが、ソーセージ
やフリカデレも１個づつ食べれるということで、これをチョイス。






まず最初にパンとスープが運ばれてきます。　どなたかのブログでパンは食べ放題というのをみかけた
気がしますが、コースの時のことかも知れません。　ドイツＳＬ定食にはパンが１個付いていて、追加は
１個５０円です。

パンは焼き立ちで美味しいですよ。　マーガリンも有りましたが、お店のご主人が奨めてくれたのが地元
多度津の 「 蒼のダイヤ　」のオリーオイルを垂らして食べる食べ方。　そりゃ焼きたてのパンにオリーブ
オイルが合わない訳がないですが、このオイル90ｇで2500円ぐらいするオイルなんで採算割れするんじゃ
ないかと心配になります。＼（＾＾;）




続いて、ソーセージとフリカデレ、ライベクーヘンが登場しました。　ザワークラウトも付いてます。
どの料理もまったく本国の味付けで日本人向けにアレンジされてないので、まさにドイツへ来てる気分です。

付け合せの野菜がいかにも家庭菜園という感じで見事な美味しさです。






ボリュームもライトでこれなら、恐れをなす必要はないですね。　色々食べてみてドイツ料理を研究して
みましょうかね。

お客さんが少ない時なら、ご主人が色々お話をしてくださるようだから、お店を出すいきさつや、ライフ
ワークにされている地域おこしなんかのお話を聞いてみたいと思います。


メニューを掲載しておきます。































ガルテンハウス　赤いはりねずみ
住所: 　 香川県仲多度郡多度津町東白方352-4　地図
電話 　 　 0877-33-3884
営業日　　 月曜日定休　祝日の場合火曜日
営業時間　 ランチ11:00--14:00　ディナー18:00--21:00　深夜メニュー21:00--23:00