2017年05月27日
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2017年05月27日08:00 Comment(0)
関西外食ビジネスウィーク・後編

関西外食ビジネスウィーク・後編
昨日に引き続いて、5月22日~24日にインテックス大阪で行われた、関西外食ビジネスウィーク
のトピックをお届けします。 うどん店や他の飲食のお店の効率UPに繋がればと願ってます。

業務用食品卸の大手、西原商会は高松にも営業所があり高級食材からデザートまで取り扱って
いるので、うどん店でもランチやセットメニューを考えている大将には、なにかと役に立つと思い
ます。
毎回この大きなイベントにも時流の風が吹いていて、エコ箸がトレンドだったり、厨房の温度
管理がテーマだったり、新しい食材が目立ったりしますが、今年はラーメンの自家製麺ブームも
一段落して、注文システムのソリューションや、食券販売機の出展が目立ちました。



ハンディー機器を使用してのオーダーシステムは、安いものは80万円ぐらいから、高いものだと
300万円弱と幅がありますが、今回カフェ向けのハンディー端末とプリンターが、それぞれ2台
ついたセットで80万円で、レジまで付いているというのが目を引きました。 これぐらなら小規模
店でも導入しても、元が取れるんじゃないかと思います。
食券システムは、いち早く 「 はまんど 」 が導入していることで知られますが、セルフのうどん屋
には馴染みにくいものの、意外と小規模で大将が玉取りをしながらお金を受け取るというスタイル
のお店や、製麺所型のお店でも、 「 お金を受け取った手でうどんを触らない 」 という点で
導入を検討する余地はあると思います。 というか時代がそうゆう方向に動いているように思います。
今回、ワイヤレスの呼鈴システムや、インカムまでセットになった、テーブルコールシステムも3件
くらい出展がありました。 人員削減で、なかなか注文を取りに来ないとかのクレームが増えている
ことでニーズが高まっているものと思われます。 居酒屋なんかだと、売り上げUPで元が取れる
でしょうね。

目新しいところでは、米油のてんぷら油がデモをしてましたが、確かに油の持ちがよく、ビタミンE
が豊富に含まれていることから、今後うどん店にも導入が進むかも知れません。 コストもあまり
高くなく二倍ぐらい持ちが良いので経費節減になりそうです。


アルコールの出し方もどんどん進化してるので、目が離せません。






各種素材の試食だけでもうお腹がパンパンですが、新しい味、未知の味との遭遇を求めて食べ
続けます。\(^^;)







器も年々進化してきて、料理の見栄えを引き出します。氷の器も新しい形状ができてました。


スパイスも使い方の新時代を迎えています。




真空のジューサーと一般のジュサーとの飲み比べもありましたが、確かに真空のジューサー
は味も違うし、酸化が少ないので色の変化が遅いのが魅力です。
自動チャーハン製造ロボットもかなり進化して、これを使用した新しいビジネスモデルも
登場しそうです。
小型のピザ釜は今後のカフェのトレンドになりそうな気配。



陶器のIH対応も進んできてますね。 寸胴のIH化は厨房温度を下げるのと作業効率を
上げてくれます。 ラーメン業界ではかなり導入されてます。




デザートもいろいろ試食しましたが、手がふさがっているので写真がないものが多く紹介
できないのが残念。涙





うどん店にもどんどん導入して欲しい、冷蔵&冷凍庫。 最新モデルは省電力型で普段の
冷蔵庫をストッカーを分けることで開閉による熱のロスを防げます。小型の冷凍ストッカー
は一年の電気代が1万円をはるかに下回ります。
以上簡単に関西外食ビジネスウィークの模様をお伝えしました。 細かい事例はおいおい
機会があった時にでも紹介したいと思います。