2017年09月24日
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2017年09月24日08:00 Comment(0)
2017年 仁尾八朔人形祭り

第20回 仁尾八朔人形まつり
先日紹介したように「第20回 仁尾八朔人形まつり」が始まりました。 通常だと先週に
予定されるんですが、もし先週だったら台風の直撃を受けていたので 「よくぞ延ばした。」
という感じです。
四国一のお金持ち 「塩田忠左衛門」 氏が初代町長を務めた仁尾町は裕福な歴史を誇る
街です。 香川県の西讃岐、つまり京極藩の風習、長男の出生のときに盛大にお祝いする
ために制作する「八朔だんご馬」が知られていますが、仁尾町の産物の「はりこの虎」も同時に
使われることから、仁尾と「八朔だんご馬」が繋がっているのではないかと思われます。
仁尾八朔人形まつり自体は、かっての仁尾の城主、細川土佐守頼弘公が、長宗我部元親の侵攻
を受けて落城し、3月3日に自害したことから、仁尾ではひな祭りを行わず、節句と合わせて
旧暦の8月1日 つまり八朔の日にお祝いをした事が始まりと言われいます。
「八朔だんご馬」自体は 1156年の保元の乱に敗れて坂出に流された崇徳上皇をお慰めしよう
献上した人形馬が始まりとされてます。
そんな町の風習を残そうと始まった 「仁尾八朔人形祭り」 ですが、今年で20回を迎えるまでの
大きな行事になりました。 町民一体となって街を持ち上げようという気運は{^L^}のルーツの
引田に通じるものがあります、
とりあえず、初日ということもあり、ぐるりと街の様子を紹介します。

会場付近は駐車が出来ないので案内看板に従い、臨時駐車場へクルマを停めて、無料の
シャトルバスで会場へアプローチすることになります。 (無料送迎バスは降りた際に任意の
寄付を募っています。)

会場の仁尾町文化会館から案内板に従い、順番に巡っていきます。 まず最初は向かいの
仁尾酢の蔵からスタートします。 蔵の中の仕込み樽の見学もできますが、ハシゴを登る際に
うっかり樽などに触れると、麹の匂いが数日間手に付きますのでご注意。



















































第20回 仁尾八朔人形まつり
平成29年9月23日(土・祝)~25日(月)
午前9時~午後5時(25日の最終日は午後4時まで)
会場:仁尾町内 スタート・ゴールは仁尾町文化会館
昔ながらの街並みが今なお残る仁尾。そして、その町並みを鮮やかに彩る人形たち。
歴史上の人物やおとぎ話の名場面を再現し、店先や座敷に石や砂、草木などで箱庭風の
舞台を作る全国的にも珍しいイベントです。
各場面をまわることのできるスタンプラリー用紙を、仁尾町文化会館の案内所で100円で
販売します。
スタンプラリー用紙片手に人形の展示をみながら、昔の町並み巡りはいかがですか?
人形の展示のほか、たくさんのイベントが開催されます。
昨年の模様:


仁尾 八朔人形まつり にお はっさくにんぎょうまつり
住所: 香川県三豊市仁尾町仁尾
電話
営業日 2017年 9月23-25日
営業時間 午前9時~午後5時
アクセス マイカーの場合は無料駐車場の用意があります。