{＾L＾} が食べたもん

釜たけうどん 八重洲北口店

今回のお江戸行脚では、駅ナカのうどん・そばを中心に食べ歩きましたが、ここ釜たけ
うどんは、駅ナカとは言えないので、東京のお奨めうどん屋のジャンルで紹介します。

ご存じ大阪難波千日前 釜たけうどんの東京店です。　東京駅自体が東京オリンピックを
目指してまだまだ改装を続けていますが、八重洲口に出来たキッチンストリートは日本
全国の有名なお店が入るグルメストリートです。

出張等で東京に来て時間がないけど、なにか美味しい物を食べたいとか、仙台や北海道
までは行けないけど、東京駅に支店があるなら、そこで食べたいという美味しんぼ達に
大人気となってます。

東京でも最近は美味しいさぬきうどんが食べれるようになって来ましたが、神保町の丸香
にしても、四ッ谷三丁目の松井製麺所にしても、神田の一福にしても、やはり東京での
会議の途中に抜け出していくには敷居が高いですね。　そんな時に夜中の23時まで営業
していて、仕事が終わってからゆっくりと本場のさぬきうどんが堪能できるのが釜たけ
うどんです。






大阪のうどん屋なのに、さぬきうどん？　と思われる方もいらっしゃると思いますが
釜たけグループの総帥「　たけちゃん　」は、さぬきうどんに魅せられて、セルフうどん
の楽しみを、「　竹玉　ちくたま　」というメニューにまとめた、いわばさぬきうどん
の伝道師でもあるんです。

















上の写真の「　フルーツトマトの冷やし坦々風うどん　」　に惹かれたんですが、やはりここは
看板メニューの「　ちく玉ぶっかけ　」を食べましょう｡･ﾟ･｡･ﾟ･｡･♪

うどん自体は本店と同じというか、たけちゃんの心の師匠、高松の「　三徳　」のうどんと同じ
ような極太完熟タイプ。　極太ながらも20分以上もかけて茹で上げてあるので完熟です。

当然お客さんが来てから茹でる訳にはいかないので、常に釜にうどんを入れているという
スタイルになる訳ですが、行列の本店ならともかく、支店ではロスが出てしまうと思いますが
本店でさえ、大量に茹でるため常時うどんは残るので、ロス率は同じぐらいかも知れません。





今回この釜たけ以外のうどんを前後の食べなかったので、ちょうど普通の食事としての
うどんとなった訳ですが、竹輪と半熟ゆで卵、それに麺の量が小で、ぴったりお腹が満腹
になりました。　まさにここが、たけちゃんの狙ったところであり、「　ちく玉　」が広く関西は
元より日本中で支持される理由だと再認識しました。

流石にセフルで自由にオプションを組み合わせられる香川では、「　ちく玉　」を出すお店
は少ないですが、もっと広まってもよいメニューです。


そんな関西のさぬきうどんどころか、香川のさぬきうどんにまで少なからず影響を与えた
難波釜たけ本店は6月27日をもって閉店しました。

人気絶頂の中での突然の閉店ですが、なんとなくたけちゃんの思いは分かるような気が
します。　次にどんなことを狙っているのか、国内なのか、はたまた海外なのか、楽しみ
にして置きたいと思います。




釜たけうどん 八重洲北口店
住所: 　 東京都千代田区丸の内1-9-1 キッチンストリート 1F 地図
電話 　 　 03-3212-9056
営業日　 　無休
営業時間　 11:00～23:00(L.O.22:30)