{＾L＾} が食べたもん

虎右ヱ門

はまんどで食べた絶品うずらの卵が食べたいと思い出すと、もう頭の中がうずらの卵で一杯です。
これじゃあ体に悪いので、寄せられた情報を頼りに虎右ヱ門へ行って見ることにしました。

オカヤ食堂でも食べられるらしいんですが、はまんどの盛の大将が現在はオカヤ食堂じゃなくて
こっちに居るらしいのと、虎右ヱ門はまだ行ったことが無かったんですからね。

はまんどは鳥坂インター、虎右ヱ門は豊中インターで下ります。　インターを下りた道がそのまま
海方面へ抜けていたらちょうど虎右ヱ門の辺りを通るんですが、まだ道が抜けてないので一旦11号線
へ出て北側か南側から迂回するようになります。




よく目立つ赤い建物と讃岐つけめんの看板ですぐ見つかります。虎右ヱ門は、はまんどと違って駐車場に
困らないのが良いですね。　





店内はカウンター席とパテーションで仕切られた小部屋。　　確かに盛の大将が厨房に居ました。
もう一人居る人が店長さんのようです。





　
　
ラーメンがメインの居酒屋さんなんですが、クルマなんで当然飲めません。涙　　まずは冷奴と
虎餃子を頼みます。　

豆腐のエッジがビシット立ってこれからラーメンを食べようかと言う人にはテンション上がりますね。





虎餃子は18個も入ってます。　餃子の餡は味付けはマイルドですが、しっかりとした肉の味でビール
無しでも楽しめます。　メニューに何個食べても飽きませんとうたってましたが、ほんとその通り
ですね。　ニンニクも全然匂わなくてパクパク食べれます。

ラーメンはもちろん、うずらの卵がのってくる、【　中華そば　】をチョイス。　麺友さんは
ここでしか食べれない、黄金ラーメンと、たんめんです。








{＾L＾}の中華そばが来ましたっ！　　ちゃんとうずらの卵がのってます。＼(＾o＾)／
一個しかないので、これはスープに埋めて置いて最後に食べましょう～♪

一口すすると、これもまた一口目がガツンと来ますね。　このスープとの絡みを狙って細めん
にしてあるんだと思いますが、レンゲでスープを飲まなくてもほんと麺にスープが絡んでます。




チャーシューも上品な味で燻製がかかっているかのように香りも良いです。　メンマは味に
変化をつける役割、チャーシューは箸休め的な存在を狙っているのかも知れません。

この間のはまんどの冷やかけそばは、あっと言う間に麺が無くなってしまったんですが、やはり
熱いメニューはそれ程一気にすすれないので、結構ボリューム感があります。　

半分ぐらいからは、レンゲでスープを飲みながら食べるとちょうど麺の無くなるのとスープの
無くなるのが同期します。　　このスープは最後まで飲み干せますよ。




いよいよスープで温めておいた、うずらの卵を食べる時がやって来ました。　＼(＾o＾)／
うひひぃ　思わず頬が緩みます。　箸で割って中身を確かめたいところですが、口の中で割れる
のを楽しまないといけないので、そのまま口に放り込みます。

口の中で玉子が割れると、濃厚な黄身が流れ出して来て美味いんです。　でもこのうずらの卵の
楽しみはこの後なんです。

きたっ！　来ましたよ。　鼻空を抜けていくフランスの香り。　なにかのリキュールの香りなんで
しょうか？　燻製では黄身にこれ程強い香りを移すことは無理ですね。

濃厚な旨味から複雑な味の変化を遂げて、最後はほのかな香りとなって消えていく味の
グラデーションは、もう一個の料理と呼ぶべきですね。　　　

恐らくフレンチレストランなら、このうずらの卵何個かとキャビアかトリュフをのせて一皿2000円
は付けるレベル。

食べてしまってからも一分ぐらいは余韻を楽しめます。　いやはや凄い卵です。　これだけでも
ここまで食べに来る価値ありですよ。

これを皿に盛って食べれた時があったそうですが、鳥ウイルス騒動以来うずらの卵が入手難で
現在ではラーメンにしかのって来ないようです。　

テルさんのところでオカヤ食堂は単品で出てた んで、今度オカヤ食堂も偵察してみんといかんですね。

中華そばと、うずらの卵の余韻にひたりながら、餃子とラーメンで膨れたお腹を休ませます。

せっかくここまで来たら、つけ麺も食べたいですからね。　しかしメニューを見るとなんとつけ麺
はデフォルトで２玉と書いてます。汗　　食べれるかなぁ～

やっぱり食べようと頼んだ、　【　讃岐つけ麺　醤油のひやあつ。　】


ラッキーなことにこれにもうずらの卵が１個のってました。　＼(^o^)／


お昼の部に出ていたつけ麺は、超幅広の扁平麺と聞いてたんですが、これはそれ程太くない麺ですね。
夜仕様かな？　　ずごごっ～　とすすると、これまたスープが素晴らしいです。　一口目でハートを
わしづかみ。　うどんの釜上げの付け出汁とはまったく違う力強さながらなぜかうどん出汁に通じる
麺を生かすスープとでも表現しましょうか。　このスープは東京のラーメン屋さんでは絶対に作れない
うどん文化でこそ生まれると確信します。

しかしこの力強さはなんなんでしょうね？　このスープをうどんで食べてみたいと思います。
少なくとも、全粒粉うどんなんかには最適の付け出汁じゃないでしょうか。　しかし2玉は多いですね。
麺友さんにヘルプしてもらってようやく完食。　もう水も入りません。　＼(＾＾;)


麺友さんの食べた、黄金ラーメンと、たんめんです。　　残念ながら中華そばより味が濃そうなんで
どちらも味見しませんでした。涙　　これもまた食べにいかんといかんですね。





虎右ヱ門は夜に行けるので、普段はまんどまで遠征できない人向きです。　今日は高松西インターから
豊中まで740円でした。　通勤割引の時間だったからかな？　豊中インターから5分ぐらなんで意外と
早く往復できます。　はまんどの味とプラスαが夜に食べられるとなればこれははまんどファンには
嬉しいお店ですね。




虎右ヱ門 とらえもん　2017年４月更新
住所: 　 香川県三豊市豊中町下高野490-2　地図
電話 　 　 0875-62-5598
営業日　　 水曜日定休
営業時間　 11：00～15：00 17：00～22：00