2019年03月10日
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2019年03月10日08:00 Comment(0)
ホアンキエム カフェ
ホアンキエム カフェ
ベトナム人の麺友オワンさんと、先日新空港通りにオープンしたベトナムカフェホアンキエムへ。
オアンさんは香大の大学院農学部研究科で日本の食の安全を学んで、現在某食品メーカー
で食品開発をしているいわば食の専門家なので、日本人とベトナム人の嗜好の違いを学ぶ
良い機会です。
以前うどんハウスで自分の打ったうどんを食べた際に、出汁を全部捨てて食べていたのは
衝撃でした。 飲む前の事なんで、よほど日本のうどん出汁に苦い思い出があるのでしょう。
七福の大将がベトナムで日本人との嗜好の違いに結構苦労しているという話も聞いてます。
｛^L^｝はさぬきうどんが世界に打って出る際に、現地の味に合わせて普及するスタイルと
さぬきのままをストロングに押していく方法と両方あると考えていますが、とりあえず上陸
するさいには現地の嗜好に合わせる方が良いと考えてます。
その後、日本から帰国した人や、日本に旅行に行ったことがある人を中心に 【 本物のさぬき
うどん 】の需要が生まれるのではないかと思っていますが、それが世界のグローバル化に伴い
以前は１０年単位だったのが、早ければ数年で起こりうるのが現代じゃないでしょうか。
かつては珈琲、パスタ、チーズがそうでした。 フォアグラが缶詰から生に変わって日本人に
受け入れられるのに３０年かかりました。
今ちょうどトリュフが凄い勢いで日本に上陸を果たしてますが、フォアグラもトリュフも
本物が入って来るようになると５年も掛からずに市場に受け入れられました。
味の濃いラーメンは簡単に海外進出を果たしていますが、日本国内でさえも【 さぬきうどん 】
という食べ物はちょっとした味や食感の違いで受け入れらない食べ物ですから、安易に海外
進出した【 さぬきうどんチェーン 】が苦戦するのも当然です。
日本食ブームに乗って、大手チェーン店が陣取り合戦を繰り広げている中、七福の大将には
じっくりとベトナム人の嗜好を見切って、本物のさぬきうどんを提供してオキシトシン中毒
患者を増産して欲しいと願ってます。
｛^L^｝があと２０歳若かったら、天ぷらや卵焼きというサイドオーダーで客を集め、現地の
味にアレンシしたうどんメニューを出しつつ、最終的にシンプルで安いオキシトシンうどんで
客を固定するというビジネスモデルで海外進出を狙うんですがね。涙
と嘆きつつも、やはり自分の感性は磨いておかなければならないので、ベトナム人のオアン
さんとの食事は非常にためになります。
｛^L^｝が満点を付けたホアンキエムのフォーですが、オアンさんの故郷ハノイでは豚肉のフォー
はあまり馴染みがないようでした。 鶏肉のフォー（フォー・ガー）が普通で、次が牛肉のフォー
（フォー・ボー）なんだとか。
でもホアンキエムの豚肉のフォーの麺とスープは気に入ってもらえました。 ハノイでは
フォーより細麺のフーティウもよく食べられ、こちらは豚骨スープが主流だそうです。
バインミーは、カリカリに焼いた豚肉が挟まれていて、これはベトナムと同じ味だそうです。
パンも気に入って貰えました。＼(^^)／
衝撃だったのは、日本人には大好評のプリンですが、ベトナム人には甘すぎるとのこと。
麺友さんも大絶賛の練乳入りのプリンですが、ベトナムではお馴染みの練乳入りのベトナムコーヒー
でも男性は練乳を入れずにブラックで飲む人が増えてるんだとか。（＠＠）
女性は引き続き練乳入りを好む人が多いそうです。
このプリンが甘いというのは、なんとなくイメージ出来ました。 日本人がアメリカのケーキを
食べると 【 頭が痛くなるぐらい甘い 】 と表現することが多いですが、あの感じでしょうね。
中国とフランスの影響を色濃く残すベトナムは、甘さ控えめという感じのようです。 これは勉強
になりましたね。
アボガドのスムージーはベトナムと同じ味だそうです。
先日、モクスペの夜のホアンキエムの前を通ったら駐車場が満車になってました。 夜にベトナム
料理がランチの値段で食べられるのならそりゃ人気にもなりますよね。
今日も土曜日ということもあって、｛^L^｝が食べている間に空席待ちのプチ行列が出来はじめたので
ほんとは、メニューで見つけた 【 ホアンキエムオリジナルブンチャーセット 】 という、恐らく
つけ麺と思われるメニューも食べてみたかったんですが、断念して｛^L^｝達もそうそうに引き上げる
ことにしました。
ブランチにモーニングメニューのフレンチトーストも食べれるようなので、今度はお茶に来てみたい
と思います。
店名のホアンキエムと言うのは、ベトナムの湖の名前だそうです。
ヘン ガップ ライ！
過去のHoankiem Cafe 訪問記：
3月6日
2月23日
Hoankiem Cafe
住所: 香川県高松市上天神町773-6 地図
電話 087-813-6718
営業日 水曜日定休
営業時間 9:00--21:00
