{＾L＾} が食べたもん

水曜しか食べれないしっぽく

難攻不落の、のぶやのしっぽくと並んで香川で一番食べるのが難しいしっぽくが有るんです。
なにせお店の営業が週一回水曜日のみ。　しっぽくは冬季限定です。　多分食べれるのは年間
20回以下しかないはず。。。。

今年も残すこと2回しかチャンスが無い。（汗）　今日は他の誘惑を断ち切って、成合へＧＯ！

高松方面からだと32号線のJRA馬券場の前を南下します。　最近出来た佐世保バーガーの隣の
ハタダを超えてすぐの細道を左折します。　曲がり角とお店の前にはうどんの幟が立っている
のですぐ分ります。　ただ幟がでるのは水曜日だけなので、下見に行っても見つけられません。



知的障害者のための通所授産施設の中に有る食堂を水曜日に一般開放してうどんを出すのですが
、同じく障害者によるうどん作りをしているDO やまびことは少し体系が違います。

DO やまびこは障害者自身がうどんを打って、お運びも障害者がやりますが、たんぽぽは名うて
の夢2000の打ち手がうどんを打ち、お手伝いやお運びを障害者がやってます。　

DO やまびこは、クラシックタイプの腰があるうどんが特長ですが、たんぽぽ夢2000を使用した
もちもち感のあるうどんと、これまた方向性が違います。　DO やまびこは平日は毎日やって
いるので行きやすいです。

たんぽぽは水曜日のみの営業で、しかも連休等は休むので県外の巡礼客にはまぼろしのうどん
と呼ばれています。　まあ県内の人もなかなか食べるチャンスは少ないと思いますが。。。

しかし一度食べたら熱烈なファンになるようで、毎回お昼時になるとかなり遠方からも車を
飛ばして駆けつける人で賑わいます。　今日は写真を撮るためにかなり早い時間に行きました。
お店とは言えども、施設の中なので写真には人が写らないようにしています。



さぬきの夢2000の講師でもあるたんぽぽの店長は、{＾L＾}が知る限りでは県内一の夢2000の
使い手と思います。　この店長の打つ夢2000のうどんが秀悦なんです。夏のざるうどんなんか
しびれるぐらいです。　　かけうどんやぶっかけは、やや出汁がそれ程、秀悦ではないですが
それもＳ級店のように個性を出してないと言うだけで普段そこいらの普通のうどん屋さんで
食べている人には十二分に美味しく感じると思います。



肉うどんにも心を引かれつつ、初志貫徹でしっぽくを注文。　たんぽぽのしっぽくは出汁が
薄味で、里芋がとろけるように柔らかいのが特長です。　アレは極小が　2切れぐらい入って
いました。　トロトロに煮込まれて舌の上で溶けました。　昨日の大島家の親鳥とはずいぶん
違いますが、これはこれで美味しいです。

まあ夢2000としっぽくはそれ程相性バツグンと言う訳でもないので、肉うどんをガマンした
ご褒美に、一玉の誓いを破って釜上げ食べました。（笑）



釜上げはさぬきの夢2000とは相性がよく、艶々で喉越しの良い讃岐うどんが楽しめます。
ここの店長の腕にかかると、本当に食べた時に口内に小麦の香りがします。　

お世辞に讃岐の夢2000は香りが良いとか風味があると言う場合が多いですが、たんぽぽの釜上げ
は本当に濃い小麦の香りがする逸品です。　でも初めて食べるならざるが良いと思います。





ワークプラザ　たんぽぽ
住所： 香川県高松市成合町字中所1491-1 　地図
電話：　 087-815-7770
営業日　　毎週水曜日　　注：　水曜日定休ではなく、水曜日のみの営業
営業時間　11:30～13：00