{＾L＾} が食べたもん

田村うどん

デロリアンに乗って12月1日に戻り、松岡を後にした｛^L^｝とPSYご夫妻御一行は田村を目指します。
　
松岡も田村も食べ方によって別のうどん店へ行ったぐらいうどんが変わるので、本来ならかけと醤油
とか、熱いのと冷たいのとか複数食べるのがお薦めなんですが、今回は何度も来ているお店と言う事
で定点観測です。　

特に田村は最近進化著しく定点観測が欠かせません。　代替わりや弟子の出入りで本来のたむらの味
がどれだったのか、正直特定する自信がありませんが、とんがっていた部分が取れて丸くなって来ている
とは言えまだまだ田村は頭一つ抜きでています。　






と言う事で、この前行ったばかりだと言うPSYさんを田村へ強制連行。　いつもは行列のたむらも小雨
混じりの寒い日なんで流石に行列は出来てません。　

先代は完全引退と言う事でもうあのお地蔵さんのような笑顔を見ることは出来ませんが、新大将も
なかなかこなれた客あしらいをしています。うどん打ちの極意と同じく、接客も最小語数で県外人にも
分かりやすく工夫されてますね。　釣り名人はなにをやらしても上手なのと同じ理論で、万事に研究
熱心なこの大将も、うどん打ち名人と呼んでも良いでしょう。












蒸篭には2枚ほどうどんがあったんですが、｛^L^｝達には次の釜を待つように勧められました。　
観光客のフリをしてキャピキャピ写真を撮っていたんですが、どうやら大将に殺気を感じ取られたよう
です。まだまだ修行が足りませんね。＼（＾＾;）

釜を待つならと言う事で、｛^L^｝は釜かけにしました。　釜揚げだと醤油＋味の素で食べることが
多いんですが、う～む。　釜かけも良いですね。　うどん自体の小麦の香りが強くなるのな当たり前
ですが、出汁の香りと小麦の香りが競合するのではなく競演して、出汁が見事に丸くなってます。　








まあこの前から、どんな食べ方をしても驚く程旨くなっている田村ですから、釜かけだから特に
美味しいと言う事でも無いんでしょう。　うどんも出汁も新大将が細かくチューニングしている
ようです。


先代もそうですし、飯山なかむらの卓夫大将しかり、一見田舎のおっさんに見えながら実に繊細に
美味しさを追求しているのが讃岐うどんの讃岐うどんたる所以と言えます。　恐るべし田村。

そこへ賑やかにやって来たのは、琴参バスの讃岐うどん味めぐりのバスツアーの御一行様。　残念
ながらＳ開君がガイドではありませんでしたが、流石はプロですね。運転手さんはこの日始まった
ばかりの蕎麦を食べてました。　










嵐のように食べて去っていく讃岐うどん味めぐりの御一行を見送りながら、｛^L^｝達は次の目的地
たちばな屋を目指します。　つづく


先代の勇姿はYouTubeで見られます。




過去のたむらうどん　訪問記　：


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　4月12日　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　11月8日　




田村　たむら　　　さぬきうどん遍路
住所: 　　香川県綾歌郡綾川町陶1090-3　　 地図
電話 　　 087-876-0922
営業日　　日曜日、祝日
営業時間　9:00～13：00