2014年09月01日
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2014年09月01日13:39 Comment(0)
第7回 カレー対決
第7回 カレー対決 in サンポート 2014
さぬ一のタイフェアーが終わったら、次はカレー対決です。 今までは女木島で行なわれていたので、
参加したことは無かったんですが、今年は本土\(^^;)で行なわれると聞いて楽しみにしてました。
おまけにサンポートの多目的広場が会場なんで、何時ものマルシェも覗けます。
実は、さぬ一のざるカレーで出場しようかとも思ったんですが、タイフェアーの翌日なんで、幾ら
なんでもこれ以上大将を追い込む訳にもいかず、今年は次回に備えて偵察だけにしたんです。
このイベントは参加型の催しなのと、趣旨に賛同するお店が集まり盛り上がって来た経緯がある
ので、趣旨とノリを理解しないと参戦する意味が有りません。
大体参加してるお店も口コミや、主催者の勧誘で出場権を獲得したような感じです。 面白いのは
カレー専門店どころか、普段お店でカレーを出してないお店も参加してること。 勿論彼らは居酒屋
や、焼き鳥等の料理人ですから、それぞれのジャンルのノウハウを注ぎ込んだ一発を出して来る事も
考えられます。
事実、これらのお店は思い切ったカレーで勝負してて、凄く勉強に成りました。
まずは開会式で各出場店の代表がお店の紹介とカレーの解説をします。 この説明を聞くと聴かない
では大違いでしたよ。
どのカレーも複雑な味の構成になってますが、この秘密解くヒントがたくさんあります。
昨年、一昨年と連続優勝のPman'sさんから優勝トロフィーの返還があり、居酒屋えんの大将の
選手宣誓で第七回カレー対決が始まりました。
元々が女木島で行われていたクローズドイベント的なイベントなので、カレーを食べるにはチケット
が必要です。
前売り&当日チケットを購入した後、渡される投票用紙を兼ねたスタンプカードが食券です。
どこから回るかも舌のボケがあるので悩むところです。 {^L^}はなんでも時計回りに回る習性
があるので、15番から逆打ちにすることにしました。
鳥長
ガツンとくる濃厚な味にお得意の焼き鳥をのせて一口目のインパクトは一番でした。
Bar & Grill Sea Dragon
世界の味に精通したシェフは、トルティーヤ風カレーを持ち込みました。
口の中で色んな味が煌きましたが、サクサク感を受け止めるにはご飯の方が良かったかも知れません。
KOKOPELLI
KOKOPELLIではカレーを出してないのですが、ハンバーガーの肉で旨味をだしてます。
看板娘の小梅ちゃんをマスコットに連れてこればよかったのに。。。\(^^;)
福知山の事故の教訓を活かすべく、会場は消防署による厳しい安全点検があります。
とんかつ ひがさ
フレンチの料理人でもあったお父さんの血を引く濃厚なカレーで挑戦のひがさ。
裏漉しでもしたような、超なめらかなカレーは直ぐにでもお店で出せそうです。
indian Dinning CAfe MAtaa from 岡山
岡山の本格インド料理屋さん。お店で出しているカレーをそのまま持ち込んだようで美味しいカレー
ながらも、ワンスプーンにチューニングされたライバル達の中で沈んでしまった感があります。
おだいろころ つばめ家
親鶏から出た濃厚な旨味をこれでもかと入れた生姜でサッパリと仕上げてます。
OoNAGA from 岡山
なんと出来上がりのカレーに水をかけて食べると言うコールドカレー。
思わす岡山まで食べに行きたくなるようなインパクトがありました。
お米の華
鯛で出汁をとったラーメンを出しているお店だけあって、魚介の香りのカレーです。
indian restaurant ASLY
こちらの本格インドカレーも並み居る一口目が濃厚なカレーの中では宮廷料理かと
おもうぐらい淡麗に感じました。
ガールズバー doll'S
飲み屋のカレーと言う新ジャンルからの挑戦ですが、薬膳っぽくも無くさらさらいけます。
カフェド サンティエ
男木島出身のママさんだけに地元のタコの旨味を余すことなく引き出した逸品。
鉄板焼居酒屋えん
反則とも言える、カマンベールチーズが濃厚な味を出してます。でも基本の味自体が
居酒屋ならではの鶏白湯スープベースと聞いて納得。
岸本食堂 from 広島
なんと、バターや小麦粉、化調を一切使わないカレーだそうです。 確かに口当たりが
やさしく、身体によさそうです。
Sanukis
八百屋さんのカレーだけに、野菜の旨味が凝縮されてます。 これもホールサイズで
食べて見たいですね。
cafe sugar witch
お店でもこのカレーを食べたことありますが、印象ちがいますね。
格段にパワーアップしてます。フルーツかなにか、ドカンと主張してます。
最終的に、スタート直後から行列ができていた、おだいどころ つばめ家 さんが優勝。
ジンジャーの香りとコクのあるカレーが秀悦だったのと、接客が抜群なのが評価されたようです。
ちなみに、お店の前にゴミ箱を2つも用意していたのはつばめ家さんだけだったです。
{^L^}の採点票も5段階で3.8と4を付けたお店が5軒あり、甲乙つけがたい優勝争いでしたが、
最後は店の姿勢や勢いとかヒューマニズム的なものがウエイトを占めるようです。
勉強になりました。
しかし印象的だったのは、居酒屋さんや焼き鳥屋さんの底力、毎日お客さんとダイレクト
に接しているからでしょうね。
色々な食材に精通している事も強みだと思います。
これに対して、変わらない味を提供してリピートして貰はないといけないカレー屋さん
は、一口サイズでは真価を発揮しにくいでしょうけど、こう言う他流試合で学ぶ事も
多いと思います。
サンポートでの開催を機に香川のカレー文化躍進のイベントに育って欲しいですね