2012年11月04日
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2012年11月04日23:59 Comment(0)
どんまい 林田本店

どんまい 林田本店
さぬきうどんタイムカプセルを楽しんだ{^L^}達は近所のサンヨーフーズのお店へ
移動します。
毎年タイムカプセルの時に前は通るけど、旧番屋本店時代も含めて、一度も寄った事の無い
うどん屋さんです。 前後に関所のうどん屋さんがあるので、単独でここを目指して来ると
言う事は無かったんです。
なんで麺友さんとここへ寄ったかと言うと、狙いはサンヨーフーズの生パスタ。 うどん屋
さんなんですが、ミートソースと、ナポリタンが食べれるんです。

場所柄、港湾関係のお客さんが多いのかと思ったら意外に家族ずれとかがたくさん来てます。
店内外はかなり重厚な作りだし、うどん屋とは思えないソファー席もあるからでしょうか。



まずはセルフなんで、それぞれ注文を入れます。 うどん以外は札を渡されて、出来上がると
呼んでくれるシステムです。


うどんは、極一般的な安心して食べれる腰と太さです。 ずるずる幾らでも入ります。
出汁はちょっと化調が感じられる出汁ですが、香川の一般的セルフでは長年お馴染みの味。
こちらも懐かしく頂きました。


5分ぐらいして、パスタが出来上がって来ました。 450円ならお得なボリュームですね。
パスタ自体は生パスタの標準的な感じで、もっちりとして食感&喉越し共に悪くないです。
ただ生パスタの呪縛からは脱出はして無いようで、どこかで食べたようなイメージからは
抜け出ません。
ミートソース、ナポリタン共に、パスタが良い分ソースに点数が辛くなってしまいます。
流石にソースは手作り感の無い業務用と言う感じですね。 もう少し別のメニューがあると
ソースにそれ程点数が厳しくなくなると思います。 例えばカルボナーラとかなら食感
の重要性ががソースを上回りますから点数が高くなると思います。

よくスーパーなんかで見かけるサンヨーフーズの幅広のフェットチーネとは違う生パスタ
ですが、これが丸め生スパゲッティーと言うやつでしょうかね?
値段も安く家食にはうってつけです。
しかし生パスタより印象的だったのは、カウンターの裏に並んだ小皿料理の数々。
流石はサンヨーフーズさんのお店だけあって、美味しそうな小鉢料理に感心しました。

実は{^L^}はさぬきうどんの進化として、スペインのタパスのような小皿料理がセルフの店頭
にずらりと並ぶ日がやってくると思っています。 おばんざい料理をあらかじめ小鉢に盛って
置くと言うイメージですが、健康志向だけじゃなく、見た目の美味しさもこれからは必要に
なってくると思います。
よく100円のうどんに釣られて入ったらレジで700円ぐらい払ったと言う話を昔から聞きますが
ホットモットや、牛丼の値段攻勢を受けている現在ではそのビジネスモデルは通用しませんね。
700円でも良いんだけど、天ぷらとおにぎりだけで単価を上げようと言うのはもう無理でしょう。
手間をかけてお惣菜、それも美味しくて見栄えも良い物を作らないと。。。
現に、コロッケやサラダ等、惣菜も並べているお店も結構ありますが、今後はその割合を
増やさないといけない状況になると思います。
その結果、うどん店のレイアウトが入口にずらりと小鉢料理が並んで、それをトレイに取って
からうどんの行列に並ぶと言う風になると思います。極論を言えば都会ならニューヨークデリ
スタイルでサンドイッチの部分がうどんに代わると言うビジネスモデルも出て来る日が来る
かも知れません。
まあそこまで行くにはもう少し先かも知れませんが、例えば茄子田楽とかでも綺麗な器で
並んでいたら、つい取ろうかと言う気持ちになりますね。 おにぎりも、皿に小さ目の
おにぎり一個と、ミニ唐揚が一個のって、辛子漬けなんかが添えてあれば、なんだかお徳な
感じで、取りたくなりますよね。 これからはそう言う工夫が必要になってくると言う事です。
こんな感じの料理を小判型のお皿に盛るイメーイジです。

素材を工夫すればコストはなんとかなるかも知れないが、そんな手間のかかる事なんか
出来るかいなっ! と言われるかも知れませんが、競争の原理ですから、近所のお店が
そう言う路線で来たら、結局はやらないといけないんです。
昭和初期の高松の住宅地図をみると、うどん屋はすべて、【 うどん寿司店 】と表記
されているんです。 長年うどん屋は食堂だった。 長いうどんの歴史から言うと、
この10年か20年だけが、セルフの台頭と言う特殊な時代だったのかも知れません。
どんまい 林田本店
住所: 香川県坂出市林田町字番屋前4285-324 地図
電話 0877-57-3177
営業日 無休
営業時間 8:30--15:00