2013年06月08日
Posted by {^L^} at
2013年06月08日04:17 Comment(0)
江戸蕎麦 しょうわ
江戸蕎麦 しょうわ
うどん王国香川では蕎麦屋さんがなかなか増えません。 そんな中、市内で1軒閉める
お店があるものの、新規店もありました。
高松の中心部ね、フェリー通りに出来た、江戸ソバの専門店です。 江戸蕎ソバとは
なんじゃらほい。 と言うのは置いておいて、蕎麦の新店は嬉しいですね。
このお蕎麦屋さんのご主人は、日月庵の宮武氏に蕎麦を習ったので、いわゆる達磨系と
言うことになります。 お乃さんとは兄弟弟子に当たる訳ですね。
実はご主人は隣で『非常階段』と言うお店を経営されているそうで、蕎麦はほんとに趣味が
こうじてと言うことだそうです。
そんな予備知識を持って、ドアを開けると、スキンヘッドで黒いTシャツを着たご主人が迎え
てくれました。 目が微笑んでなければ、失礼しましたと、開けたドアから引き返してしまった
かも知れません。\(^^;) ウソ
ご主人とは蕎麦が出来るまで色々お話をしたんですが、流石は長年接客業をされていた
だけあって、いろいろな話が自然と盛り上がります。
メニューはいまのところセットのみなので、蕎麦ガキ等の初心者に取って敷居の高い選択は必要ありません。
江戸そばと言ってもなにも肩肘を張る必要はないです。
カウンターを中心に奥にも座敷があります。
達磨系と言うことで蕎麦は二八です。 毎日蕎麦打ちをした結果、テニスエルボーになった
とご主人は笑ってました。
そんな話で盛り上がっているうちに、蕎麦が出来上がりました。 綺麗に揃って新人らしからぬ
蕎麦ですね。 聞いてみるとご主人は手ゴマにこだわりを持っているそうです。
蕎麦をするると、面白い食感ですよ。 事前にご主人が新潟で食べたへぎ蕎麦に衝撃を受けて
将来ヘギ蕎麦を打ちたいと聞いてたんですが、蕎麦がすこしヘギ蕎麦みたいにしゃきしゃき
してるんです。 もちろんヘギは入ってませんよ。
人間の思いって自然と蕎麦の食感にも出るんですね。(@@)
汁は蕎麦を浸けて食べた時にはそれ程感じなかったんですが、蕎麦湯で割って飲むと、鰹が
すごく効いてて、かなりのものです。
蕎麦の新店と言うことで、食べる方も気負っていくと、まだ2年の経験のご主人の打つ蕎麦
ですから、東京のどこそこの蕎麦と比べるとどうだと言うことになりますが、新店の蕎麦が
老舗と肩を並べていたら、老舗の老舗たる意味が無いじゃないですか。
せっかく高い水準で羽ばたこうとしているご主人の蕎麦を味わうことが粋と言うものです。
この日は蕎麦豆腐じゃなくてわらびもちのデザートでした。
付け合せの寿司や鴨とあわせて満足度は十分です。 市内で気軽に寄れて蕎麦談議を
楽しめる貴重なお店の登場と言うことで重宝しそうです。
江戸蕎麦 しょうわ
住所: 香川県高松市古馬場町13-25 地図
電話
営業日 土曜日・日曜日定休
営業時間 11:00--14:00 ★月曜日のみ夜の部も営業