2016年04月26日
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2016年04月26日08:00 Comment(0)
GWに行きたいうどん屋 宮川製麺所

GWに行きたいうどん屋 宮川製麺所
GWに行きたいうどん屋シリーズ西部版です。 先日書いた山よしとか、峠うどんと比べて
宮川は少し混み合う場合もありますが、それ程長い行列にはならないし、なにより製麺所の
圧倒的なパワーで流れは速いです。
そうそう宮川の前に、峠うどんは鳥坂にも同じ名前のお店があるんですが、紹介したのは
高瀬の峠うどんの方で、店名は峠でも、峠にはないんです。 ところが鳥坂にある方の峠
うどんは本当の鳥坂峠の途中にあります。 表に定食と書いた看板が出てるので食堂系の
うどん屋さんじゃないかと思いますが、まだ行ったことはありません。
宮川製麺所はナビがないと少し行きにくいかも知れませんが、四国こどもとおとなの医療
センターという大きな病院を目印に行けば、クラシックスタイルの紙の地図でも行けます。


巨大な駐車場があるので、駐車も問題ありません。 名物のいりこガンガンの出汁が売り
なんで、巡礼の中の都合のよい時間帯の訪問でも良いんですが、元々が製麺所だけにその
剛麺と呼んでも良いぐらいのうどんを味わうには、やはりお昼のゴールデンタイムが間違
いないです。
2016年のGWの宮川は普段どおり、日曜日のみ定休です。
システムのなんの解説も貼り出してないし、山越のように写真付きのメニューも無いので
初心者はどきどきしますが、宮川はお客さんに親切に口で説明してくれるので、心配は
無用です。 代金はどんぶりを返す時に自己申告で支払いする後払いです。

流れの順番に説明すると、行列に並ぶ、レジの前にドンブリがおいて有って1玉と2玉
の場合は小さい方のドンブリ。 3玉の場合は黒い大きなどんぶりを手に取って一歩前に
踏み出し、おばちゃんに玉数を告げます。 お客さんが居ない場合は、おばちゃんが休憩
してるので、自分で蒸篭のうどんをどんぶりに入れます。



お昼時以外はこんな感じの時もあります。 箸を蒸篭のうどんに突き刺してどんぶりに
入れる体験ができます。\(^^;)

左に回転して、うどんを湯がきます。 ひやあつの場合や冷たいぶっかけの場合は湯がきを
パスして、出汁を入れます。

いりこが沈んでいる寸胴から出汁を入れるのが、宮川の最大のハイライトなんですが、まず
ひしゃくを寸胴の奥に突っ込みます。 いりこの感触を感じたら、ゆっくりとすくい上げる
感じでひしゃくと上に引き上げます。 スピードが速いといりこが外に出てしまいますので
ご注意。
出汁といりこが一杯入ったひしゃくを寸胴のふちに当ててて、出汁を切ります。 いりこ
だけが残るので、少なめにうどんに乗せます。 もう一度ひしゃくで、寸胴の上澄みの
出汁をすくってうどんにかけます。

慣れると、ひしゃくに入ったいりこの量を調整しながら出汁を切れるようになるので
一発で出汁をかけれるようになります。


いりこはネタに入れるので、数匹程度にとどめて置いたほうが出汁を楽しめます。
張り切っていりこをたくさん入れて、いりこをかじりながらうどんを食べると出汁に苦味
やエグミがでるので、、もし下の写真のように何匹も乗せてしまったら、最初に食べずに
先にうどんと出汁を堪能してください。


寸胴の大量のいりこは、お昼が終わった段階で引き上げられて廃棄されてしまいます。
だから、どんぶりにいりこをたくさん入れ過ぎた場合は食べ残してもOKです。

かけうどんは、ひやあつよりも、うどんを湯がいた方が出汁が楽しめます。湯がくと
四隅が透き通ってのど越しが良くなります。 ひやあつだと結構麺肌がざらざらした
感じになります。


巡礼中でもお腹に余裕がある場合は、是非冷たいぶっかけとか、冷たい醤油うどんも食べ
てみてください。 塩が効いた製麺所らしい男麺が楽しめます。
いりこ出汁だけに、生姜は必需品で、もし容器が空になっていたら、お店の人に言って
おろしてもらいましょう。

宮川は小を二種類食べると、小の代金 160円を二杯分支払うシステムです。 大の料金
にはならないのでご注意。
観音寺の岩田屋なきあとは、田村神社、宮川製麺所、上杉食品がいりこ出汁の御三家です
ので、山越とか、なかむらとか、香の香とかお約束のS級店めぐりに是非加えてください。

お昼時は天ぷらも出来立てです。 残念ながらいりこ出汁はえぐみが出るので県外まで
は持ちませんが、須崎ぐらまでなら大丈夫です。\(^^;)

以前の宮川製麺所 訪問記
6月26日

宮川製麺所 讃岐うどん遍路のページ
住所: 香川県善通寺市中村町1-1-20 地図
電話 0877-62-1229
営業日 日曜日定休
営業時間 8:00--18:00 麺切れ終了あり