{＾L＾} が食べたもん

かき蕎麦＠なにわ翁

冬は牡蠣～♪　カキオコを食べ損ねた{＾L＾}は執念深く牡蠣を狙います。　かき蕎麦を食べに
大阪は西天満のなにわ翁へＧＯ！

蕎麦の第一人者、達磨の高橋氏の一門にのみ使われる事を許される【　翁　】の名前が付いて
いる事でも分るように高橋氏の門下生のお店です。

ちょと違うのは、元々がお蕎麦屋さんの後継ぎなので掛け蕎麦の出汁は達磨系ではなく実家の
大阪の味付けです。　達磨の掛け蕎麦は関西人にはちょっと醤油が勝ちすぎているように思う
ので、これは正解と言うか大阪で蕎麦屋を営むにはそれしかなかったのかも知れません。

普通蕎麦屋では種物を食べない{＾L＾}ですが、なにわ翁だけは逆に種物を好んで食べます。
それぐらい掛け出汁が美味いです。　季節ごとに旬のものを使ったかけ蕎麦が出ますが、なんと
言っても冬は牡蠣蕎麦ですね。

ちょうど釜の湯を入れ換えていると言う事で5分ほど待って牡蠣蕎麦が出てきました。　大ぶり
な牡蠣は広島産です。　



待ちかねて出汁をすすると、ネギ蕎麦に比べてややマイルドです。　同じ大阪の堀江やぶ蕎麦で
12月に食べた牡蠣うどんもやや出汁がマイルドでした。　食べ終わる頃にちょうどの濃さになる
感じです。　ネギ蕎麦は最初からかなりインパクトのある味付けになっていました。　

ぷりっぷりの牡蠣を食べながら蕎麦を食べ進んで行くと、やはり段々出汁が濃くなってきました。
最後の方は、牡蠣の豊潤な旨みが出汁に良く出ていてたまりません。



乗っかっている大根おろしが、ただのおろしではないんです。　戸隠大根と呼ばれる辛い大根
なんですが、この辛さが出汁と絶妙なマッチングなんです。　牡蠣をかじったり、出汁をすすったり
大根おろしを食べたりロテーションすることで味が単調になりません。　その分、薄めの味付けにも
できる訳ですね。

ネギ蕎麦


このお店のある西天満4丁目の老松道りと言うのは、骨董屋が並ぶ通りなのでそれなりに年配の客
が多いところです。　またすぐ近くに裁判所があるので弁護士の先生が蕎麦を食べているところ
も見かけます。　　DTPの会社も多いのでデザイナーさんも多い地域です。　そう言う土地柄なの
で千円以上するネギ蕎麦やかき蕎麦もなにげに注文が入ります。

鴨抜きでちょっと飲んで、かきそばを食べれば軽く3000円以上になりますから、こう言う蕎麦屋の
立地は重要ですね。　　同じメニューを新地で出してもダメなんじゃないかと思います。

そう考えると高松で言うなら美術館道りの古川さんなんか良い場所だなぁ～と思います。こう言う
情緒あるうどん屋は高松では成り立たないんでしょうかねぇ～（涙）




なにわ翁　　お店のHP
　　　　　　　　　　関西蕎麦ファイルVol.1　★動画と店主インタビューあり
住所： 大阪市北区西天満4-1-18　地図　　　　　　　　　　　　　
電話：　 06-6361-5457
営業日　　定休日　日曜、月曜(月曜が祝日の場合は営業)
営業時間　11:30～20:00