{＾L＾} が食べたもん

いちみプレオープン

高松の中央市場の西側の住宅街にうどん屋が近日OPENとの情報で楽しみにしていたらなんと
6月5日からプレオープンしてると聞いて慌てて行って見ました。

今月は何軒かうどん屋さんがOPENしてますが、なにせここは住宅街の中で民家を改造して
やってると言う事で気になってたんです。

今注飲食業界注目の　ありえない立地、ありえないファサード、ありえない業態！　
そのまんまですからね。

でもまあ家のガレージで営業するのは、ある意味さぬきうどんではお馴染みの形態ですから
それだけじゃさほどは期待しないですが、家を青に塗りなおして看板を壁に描いたり、
軒下のお店へのエントランスが玉砂利と来れば期待してしまいますね。

場所は中央市場の西側の摺鉢谷川を浜街道側から北進して、市場を通り過ごしたところの橋
を西に渡って、ニッポンレンタカーの角を北に曲がると右手に派手な青い建物が見えます。






駐車場は今のところ用意されて無いようですが、ご存知のようにこのすぐ北の海際の道路は
お昼時だとずらりと車が路駐して、営業マンさんがお弁当を食べたり昼寝しているところです。





とりあえず玉砂利を歩いて軒下のお店へ行って見ましょう｡･ﾟ･｡･ﾟ･｡･♪　なんだか天ぷらに
力を入れているお店のようですね。




お店の入り口と言うのが無くて、カウンターだけのお店なんですが、座席の後ろの扉が
あちこち開くので、座りたい椅子の後ろの扉を開けて入るシステムのようです。

最初は一番手前の扉を開けて入ったんですが、カウンターに座っている人の後ろを通れる
スペースがなくて、また外へ出直して奥まで進んだのでした。汗




ぶっとい腕のにいちゃんが、天ぷら山盛りで食べている隣へ恐る恐る座りました。アセアセ





プレオープン中は限定メニューでうどんと天ぷらがセットで300円のようです。　ダイエット
中の{^L^}は、ざると、ひやあつの二杯と、天ぷらを二種類だけ頼みました。　二杯頼むと
天ぷらが6個まで頼めるハズですが、二個でガマンです。　＼(^^;)



まず最初に天ぷらの皿と言うかバットがカウンターに置かれて、お座敷天ぷらが始ります。
と言ってもプレオープンですからそれほど手際が良いわけではないです。




イワシとナスの天ぷらは、どうにもビジュアルが決まってなくて、せっかくの熱々が生かせて
無いのが惜しいところ。　天汁で食べるんですが、すごく薄味の天汁なんで、他のお客さんが
ちょと天汁が薄いと店主に進言してました。　味醂が入ってないのかな？






ひやあつうどんは、麺はなかなか手打ち感が出てて好感が持てます。　かけ出汁がやはり
薄めです。　天汁と続けてなんで、このご主人は普段これぐらいの塩分の物を食べつけて
るんでしょうね。







続いてざるです。　冷たい麺だとかけよりも一段と腰が出て、なかなか悪くないですよ。
驚いたのは、付け出汁はかなり濃い目なこと。　たまり醤油的などろっとした濃い目の
蕎麦系の出汁です。

ちょっと、かじまやを思い出して、うずらの卵とか、わさびを入れてみたくなるざるでした。


ご主人も、天ぷらを揚げている奥様もそうとうテンパッてるんで、見ていて気の毒なぐらい
でしたが、プレOPEN期間を設けていることや、天ぷらのシステム等、随所にアイデアが満載
です。　恐らく壁をブルーに塗ったのもご主人の発案でしょうね。

かけを頼んだら、ひやあつにつするかどうか聞かれたぐらいなてので、ご主人もうどんが
好きなんでしょう。　ひょっとしたらうどん好きが嵩じて、うどん屋開店と相成ったのかも
知れません。

天ぷらの方は、熱々で食べると美味いだろうと言うコンセプトは良いと思いますが、材料の
切り方や衣のつけ方にまだまだ研究の余地があると思います。

まあ今のところは、生まれて初めての劇場型オープンキッチンで、お客さんの熱い視線に
我を失って一生懸命やっていると言う感じですかね。　プレオープン期間を十分とってある
のでOPENまでには余裕が出るでしょう。

こう言うお店は、お客さんと掛け合いでやるのが双方にとって楽しいお店なんで、固定客が
つくと放って置いても、お客さん主導で味やメニューが進化して行くと思います。

プレオープンの後半にまた来てみたいと思います。
　

TJかがわ電子版6月号無料配信中





さぬきうどん　いちみ
住所: 　 　香川県高松市新北町町24 -9　
電話 　 　 　080-3922-5293
営業日　　 　6月20日OPEN予定
営業時間